ホーム活動日記日記 > 健康福祉プラザの重症心身障がい者支援センターについて 2月28日
活動日記
月ごとに読む

健康福祉プラザの重症心身障がい者支援センターについて 2月28日

健康福祉プラザの構想が浮上した時から、

心配していた重症心身障がい者支援センター。
この施設はとくに医療的ケアが必要な方のための施設です。
グループホームなどでは生活できない方々です。

プラザの支援センターの定員は50人。
何度言っても変わることはありませんでした。
たった一人も増えませんでした。

いよいよ4月にオープンしますが、

それに先立って支援センターへの入所者を募集したところ

157名もの応募がありました。

堺市は応募者全員の家庭訪問を行って、

入所者を選ぶようですが、107名が入れない。
その対応策を堺市は持っていなければならないのに、

これからだという。
担当者が、放置しているわけではないですが、

真剣にやってきたといえるでしょうか。

この施設に親御さんたちが、

子どもさんを入所させたいわけではないのです。
離れて暮らすのは不安だし、本当にできれば自分で見てあげたい。
でももう限界、やむなく入所を決めるのです。
泣く泣く子どもと離ればなれになることを

決断せざるを得ない状況があるのです。

堺市の調査では医療的ケアを必要とする

重症心身障がい者の保護者の平均年齢は78歳。

市民の命の問題です。

真摯に受け止め、早急に対応策を用意しなければなりません。