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女と男のフォーラム大盛況 3月10日

土曜日の女性センター。

開館と同時に多くの人々が準備を始める。
所狭しとはこのこと。
昨日も堺市男女共同参画推進課と女性センターの職員や、

UN WOMEN堺、自由の泉大学、

UN WOMEN日本事務所のスタッフが、

相当その下準備をしていました。

ミレイヒロキもすでに、今日の制作にとりかかっている。
大変な活気が館全体を覆う。
多くの男女共同参画関係の市民団体やグループが集い、

地元堺と、国連団体など、国際色と堺色が絶妙のコラボで

イベントが繰り広げられる。

東日本大震災への思いと、

これからの安全で平和な社会への願いと、

人権を柱にした事業。

 

 

午後からのシンポジウムも大ホールは超満員。
ゲストの兵庫県災害医療センター副センター長の中山真一医師は、

阪神淡路大震災、尼崎の列車事故、

もちろん東日本大震災にも即、現場に駆けつけ、現場を仕切った先生。
厳しい人命救助の現場を知りながらも、

お人柄は柔軟で、実際人権についてよく勉強され、

実践しておられるのは、シンポジウムの中だけではなく、

それ以外の場所での中山先生の言動がすべてを物語る。

福島の郡山で女性支援を続けている丹羽麻子さん。

カウンセラーとして被災地での女性への暴力の実態と、

多くの女性たちの深刻な悩みを訴える。

そのお二人をコーディネイトする私。

 

 

この日は堺市の主催事業。

早朝から、数少ない堺市の男女共同参画推進担当部の

部長はじめ職員が走り回っていた。

市民人権局の人権部長、市民生活部長など職員も。

教育委員会の部課長も来られていた。

芳賀副市長が開会のあいさつをされ、女性センターの職員も総出。
この日来ていた堺市の職員は、

みんな普段からしっかりとした思いをもって仕事をしている人たち。

普段から損得言わず、仕事に責任をもって頑張っておられる職員です。

こういう人たちを竹山市長はしっかり見ていてほしいと思います。
竹山市長にだけいい顔を見せている人は、

竹山市長の来られない事業にはやっぱり来ない。

市民協働のためには、

市民と堺市の職員が対等で頑張らないと、成功しないのです。
現場の市民の姿、職員の姿を見ない人が管理職になっても、

わからないのです。
こういう催しで、市民も職員もがお互いに

さらにパワーアップしていくことを理解することが重要なのです。

準備から後片付けまで、きちんと最後までやり遂げる。
遠いところから来てくださった講師やお客様をもてなし、

感謝の気持ちを伝えることが次につながっていく。

こんな忙しい1日の中で、

13日のO-157学童集団下痢症の「追悼と誓いのつどい」
の準備をする女性団体のスタッフ。

そこまで踏み込んでちゃんと見ないと。
女性センターの館長の動き。

外で大量の自転車の誘導や整理をしてくれる職員の動き。
職員のローテーションのために翌日の日曜日もやっぱり館長が出勤する。

日々の業務をちゃんと見ていますか。
 

任せていてはわかりませんよ。現場に来ないとわかりませんよ。
一緒に汗をかかないと。
心をくだかないと、心は通じません。
三流政治家は、一番に賃金カットをします。

こんなの誰でもできること。 

このご時世、仕方ないといわれても、

こんなのは最後の最後にやることです。
一律カットなんて、「人」を見ていない証拠。
本当にいい職員、いい教育ができる学校を作るなら、よく考えないと。

財政状況を鑑みて、というのは仕方ないとしても、

それなら頑張っている職員を褒めるぐらい褒めて顕彰しないといけません。
どこの組織にもいますよ。

対価を求めず、時間もいとわず、頑張り続ける人が。
ちゃんと見てください。

学校も一緒ですよ。

頑張っている子どもも、

本人が頑張ろうとしても頑張れない子どももいろんな状況の中で、

とにかくしっかりとまず子どもを見ることが一番です。

私は頑張ってくれている職員や、先生方をすごいなと、

ありがたいと感謝しています。
当たり前と言えば当たり前かもしれない。

でも当たり前のこともできないくせに
ポジションと給料だけは高い人もたくさんいるのですから。
そんなのやってられないでしょ。

そういう人たちに、もたれっぱなしの組織や社会は持続不可能です。