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堺市健康福祉プラザ開所式典その2 議長のあいさつ 4月12日

昨日の健康福祉プラザの開所記念式典は、

本当に立派な施設の美しさに息をのむほどでした。

来賓を代表しての馬場議長のあいさつは原稿なしで、

しかも内容が素晴らしく感動しました。

 

 

堺市と姉妹都市でもう40年以上交流のある、

米国のバークレー市へ視察に行かれた時のことを話されました。
私もバークレー市には堺バークレー協会の交換留学生として昔、

行ったことがあり、
カリフォルニア大学バークリー校の大学教授の家に

ホームステイをさせていただき、
バークレー市の様々な人権政策や、

教育政策を学んだことがあるので、

あの風景を思い出しながら、

馬場議長の流暢な挨拶を聴いていました。

バークリー市は、世界的にも福祉政策の進んでいる町で、

交通やまちづくりのバリアフリー化も進んでいることに驚きました。
なぜこんなに進んでいるのかと思っていた時、

日本の福祉は「Welfare ウエルフェア」という英語に訳されていますが、

これは「施し」という意味だそうです。
バークリー市では「Human & Health」といい、

「人と健康」つまり人々が健康で豊かに暮らせる、

という意味に捉えられているのです。

根本的に福祉という概念がちがうのです。

この健康福祉プラザが今後、バークレー市のように、

多くの市民が生き生きと健康に暮らせる福祉行政の拠点として、

役割を果たされることを希望しています。

というお話でした。感動的でしたね。
議長として、御挨拶をされる機会は多々お有りで

当然事務局が書いたあいさつ文を持っておられるとは思いますが、

それはあえて読まずに、いろいろとご自身で考えておられるのです。

たいてい議長は市長の後に挨拶が廻ってきますが、

私もかつて消防議長だった時に
各防犯協議会を回らせていただいた時、

事務局が用意してくれた原稿は、

その内容のほとんどが市長の原稿内容とかぶっていて、

こんな同じような内容をとうとうと、読むことは、

主催者や会場の皆様に失礼だし、ちっとも感動的じゃないし、

去年も来年もほぼ同じ原稿なんだろうと、

こんな形式的な心のない挨拶はしたくなかったので、
市長の原稿内容を聴いた後で、

自分なりにアレンジしてご挨拶をさせていただいた

記憶がよみがえりました。

すばらしかったです。