少し雨がぱらつく一日です。
今日はお互いに忙しい中を縫うようにして、
時間をとっていただき浜寺船尾にお住いの
隅野智子さんを訪ねました。
堺市の男女共同参画推進担当の中野課長が、
今年の高齢社会をよくする女性の会の
全国大会のプログラムの表紙はぜひ、
隅野智子さんの絵を、とのご推薦で、
ご一緒に隅野さん宅を訪問しました。
お部屋には、智子さんの絵がきれいに飾られ、
ギャラリーのようでした。
智子さんは、知的しょう害をもちながらも、
頑張るお母さんの教育で、
幼いころからいろいろなおけいこ事にチャレンジさせておられ、
その中で智子さんが自発的に絵を描きはじめ、今に至っておられます。
わたしと隅野さん親子との出会いは
女性団体の福祉部で福祉のボランティア活動を通じてです。
おおかた27年前の出会いです。
智子さんのお母さんは、
ご自分の娘に対する世間や社会の差別は何のその。
負けじと懸命に智子さんを「胸を張って」育てて来られました。
智子さんの絵には鳥や魚、
きりんや花などがいっぱいに埋め尽くされます。
動物や植物とお話ができるのです。
見事な観察力、筆力、色彩は明るく力強い。
素敵な智子さんらしい絵です。

隅野智子さんの最新作
こころを描く「隅野智子 作品展」
会場:ギャラリー・キャナル長堀