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新しい市民会館 7月6日

本当に早く建設してほしいですね。
当然、コンベンション機能も備えているものでないと、

全国レベルの会議や国際会議を開催しにくいですよ。

2009年に「日本女性会議」を誘致してきたときも、

全国から4000人の参加者が一堂に会するホールがなくて、

ホテルと会場を二分しました。
分科会もあちこちの会場にバラバラになってしまって、

参加者は不便だし、

お世話をする担当者は大勢の人数が必要になるし、

バスでの移動など、コストも結局高くついてしまうのです。


その場所で、相当レベルの会議ができる、

となるとセキュリティーの問題もきちんとしておく必要があります。

海外からの重臣などが来られても大丈夫なように。
横浜市の国際会議場はすごかったですね。

TICADの時には、

東京ー横浜間の首都高速を数時間通行止めまでして、

各国の大統領や首相レベルの方々を招いていました。
そこまではいかないとしても、

建物そのもののセキュリティーは

従来堺になかったものにする必要があると思います。

公共施設は開かれた施設で、

誰でもが出入りできる場所であると同時に、

利用者の安全やそこで働く人の安全、

またゲストの安全をしっかりと確保できるものが必須条件ですね。

これからの時代は、

災害にも、殺傷事件にも対応できないと。

バブルの時代には、

市民会館、文化ホール、コンベンションホールと

別々に設置できた自治体もありますが、

これからはそうはいかないし、

その必要もないと思うのです。

健康福祉プラザの建設の時にも

ずいぶん力を入れましたが、

何十億、という公金で新しく箱モノを作るときには、

せめて30年先のことをちゃんと想定して、

利用する市民が使いやすく、

親しみを持てる機能と運営システムが必要です。

今の堺市役所本庁のエレベーターだって、

どんなに不便で、不合理でしょうか。
コスト面から設計を考えるにしても、

どこで何を削減するかは、

担当者の意識とセンスですね。

何に重点を置くか、ということ。

素晴らしい市民会館を期待しています。