今月の７月１日から堺市に
配偶者暴力相談支援センターが開設されています。
議会で要望してから異例のスピードで、開設されました。
これこそ政令指定都市、堺市ならでは、です。
安全安心のまちづくりの大きな柱である、
女性への暴力、DVの防止と対策の拠点を
半年もかからずに設置されました。
当局、子ども青少年局子ども家庭課さんも
すさまじい事務を行ってくださったのでしょう。
たしか予算委員会総括質疑でこのことを要望しましたが、
竹山市長がじっと私の発言を聞いておられて、
「配偶者暴力相談支援センター、
といっても新たな箱モノが要るわけではありません。
機能の設置が必要なのです。
だからお金はかかりません。
けれども堺市にこのセンターが設置されれば、
いままで裁判所からの接見禁止命令などの通達が
大阪府へいったん届けられ、
大阪府から堺市に届けられる、
という回り道の必要がなくなるのです。
裁判所からダイレクトに
堺市のセンターに通達が届くのです」
というくだりのところで、
竹山市長がお隣の田村副市長に耳打ちされていました。
聞こえませんでしたが、
「これは、やらなあかんな」と
おっしゃっているように見受けました。
案の定、竹山市長の決断が速かったのですね。
これは、素晴らしい。
こういう市長権限の履行は素晴らしい。
どれほどの被害女性たちが、
迅速に救われることでしょうか。
命に係わる問題です。
下記の要綱以外に、
近日中に堺市のHP（ホームページ）に
配偶者暴力相談支援センターのコーナーも設けられ、
来月初旬には、
利用のためのハンドブックも作成されるそうです。
DV自体がなくなることが望ましいのですが、
予防も含めての機能が発揮されます。
多くの女性に成り代わり、心から感謝します。
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