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はじめてのO-157学童集団下痢症を忘れない日 7月12日

今日は朝から雨ですね。

午後2時半からソフィア堺において追悼と誓いの集いです。

 

今までは堺市健康づくり推進市民会議が、

みんなで追悼と誓いの集いを行ってきました。

準備、企画、進行、心ある市民がおこなってきたのです。

 

初回から、市長、議長、教育長が来賓の立場で参加し、

市民会議の会長はずっと堺市医師会の会長が務められますが、

主催者代表の追悼の言葉のあいさつをしてこられました。

 

市民会議のメンバーは、

堺市内の21団体がこれを構成しています。

 

いつになったら堺市や堺市教育委員会が主催して、

この追悼と誓いのつどいを開催するのか、

と15年間待ち続けた市民会議のわたしたち。

 

16年目にして、忘れない日が制定され、

堺市が主催でこのつどいが開催されることになりました。

市民会議も共催となりました。

 

このことは、大切なことです。

当たり前のことですが大切なこと。

 

ご遺族との状況が、時間がたてばたつほど悪化する中で、

今回やっと、こういう大きな変化があるというのは、

最終的に「市長の決断」であると思います。

 

事件が起こった当時は、今は亡き、幡谷市長。

その後木原市長。

そして今竹山市長。

教育長はもっと何代も変わっています。

 

二度と同じことを繰り返さない、という点において、

確かに堺市の医師会や関係機関、

また教育委員会をはじめとする堺市行政は、

懸命に尽力してきましたが、

その一方で、亡くなられたご本人やご遺族、

また被害者の方々への対応についてはどうであったか、

というと、補償交渉を続けるも、

それだけでは全く十分でなかったという事実は

否めないと思います。

 

けれど、そんな市教委や堺市を支えてきたのは

市民会議をはじめとする心ある市民の皆様でした。

 

一人の人間として、を原点に、

あるべき行政の姿を追求してきたといえます。

 

今日は、あらためて心静かに追悼と誓いの集いに参加します。