今日は朝から雨ですね。
午後2時半からソフィア堺において追悼と誓いの集いです。
今までは堺市健康づくり推進市民会議が、
みんなで追悼と誓いの集いを行ってきました。
準備、企画、進行、心ある市民がおこなってきたのです。
初回から、市長、議長、教育長が来賓の立場で参加し、
市民会議の会長はずっと堺市医師会の会長が務められますが、
主催者代表の追悼の言葉のあいさつをしてこられました。
市民会議のメンバーは、
堺市内の21団体がこれを構成しています。
いつになったら堺市や堺市教育委員会が主催して、
この追悼と誓いのつどいを開催するのか、
と15年間待ち続けた市民会議のわたしたち。
16年目にして、忘れない日が制定され、
堺市が主催でこのつどいが開催されることになりました。
市民会議も共催となりました。
このことは、大切なことです。
当たり前のことですが大切なこと。
ご遺族との状況が、時間がたてばたつほど悪化する中で、
今回やっと、こういう大きな変化があるというのは、
最終的に「市長の決断」であると思います。
事件が起こった当時は、今は亡き、幡谷市長。
その後木原市長。
そして今竹山市長。
教育長はもっと何代も変わっています。
二度と同じことを繰り返さない、という点において、
確かに堺市の医師会や関係機関、
また教育委員会をはじめとする堺市行政は、
懸命に尽力してきましたが、
その一方で、亡くなられたご本人やご遺族、
また被害者の方々への対応についてはどうであったか、
というと、補償交渉を続けるも、
それだけでは全く十分でなかったという事実は
否めないと思います。
けれど、そんな市教委や堺市を支えてきたのは
市民会議をはじめとする心ある市民の皆様でした。
一人の人間として、を原点に、
あるべき行政の姿を追求してきたといえます。
今日は、あらためて心静かに追悼と誓いの集いに参加します。