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活動日記
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東京にて 2月14日

ちょうど母の命日。

昨夜から東京に来ていて今朝、

大学受験に向かう娘を送り出した後、

ホテルで原稿を書き、

衆議院会館にご挨拶に伺い、

そのあと立教大学の教授をしている友人の研究室に向かった。


ちょうど大学入試の日なので、

学内に入るためのチェックが厳しく、

友人が校門の外まで迎えに来てくれた。

守衛室で必要事項を記入し、

腕章をもらってやっと入れる。


立教大学の池袋キャンパスは美しい。

並びにある小学校の児童たちの制服もなんとも立派。

友人の研究室は相変わらず本当に研究者の部屋らしく、

ますます大量の本に埋もれている。


研究室では、

仕事をお願いする人に会わせてもらうと同時に、

友人とも仕事の打ち合わせ。


その後、学外へ。

すると江戸家小猫さんが待っていてくださった。

猫八さんの息子さんだ。

2年ぶりの再会で驚いた。

彼と向き合った時に彼の全身から、

すばらしい快活な幅のあるオーラみたいなものが

発せられているのを強く感じ取れた。

「別人みたいに元気になってるね」

「おかげさまで、毎日が楽しくて」と話は弾む。

小猫さんは、

やはり鳥や虫や動物の鳴き声をまねする芸を磨いている。

全国の動物園や水族館を巡るのも修行のひとつだそうだ。


小猫さんが心配していたのは、

大阪の水族館や動物園が、

予算が厳しくなって危機感を持っていることだそうだ。


スローカフェでお茶しながら、

友人たちとあれこれお互いの近況を話し合って

楽しいひと時だった。


夕食はILO駐日代表の上岡恵子さんと、

渋谷のヒカリエの最上階のイタリアンレストランで。

厚かましくも娘も同席させていただきました。


上岡さんのこれまでの人生もとてもユニークで、

私たちは二人とも上岡さんのお話に

前のめりになって聴きいっていました。


海外の教育のこと、

日本の教育のこと、

上岡さんはご自身のご経験や

ご家族の方々の大学やお仕事などの話も交えて、

たくさんのことを教えてくださいました。


ホテルに戻ると娘が開口一番に

「お母さんの周りの人は、みんないい人ばっかりやな。

みんないきいきと仕事してすごいね」


娘が何を感じ、

なにを学び取るかは私にはわからないけれど、

「うん、毎日をほんとに一所懸命生きているよね、みなさん」

と答えておきました。