午前7時30分から、堺市駅の改札口で、
大阪府警本部、堺警察署、堺市駅駅長さんたち、
堺防犯協議会三国ヶ丘、東三国ヶ丘支部の防犯委員、
女性団体の防犯のメンバーと共に
痴漢防止キャンペーンを行いました。
朝から、「痴漢防止運動です」といいながら
パンフレットとティッシュを配る。
キャンペーンののぼりは古いものなので「痴漢に注意!」
堺警察の生活安全課の岡本係長に
「これ古いね、痴漢は電車に乗るな!っていうほうがいいですね」と今回も申し上げました。
ポスターは「痴漢はアカン、絶対アカン」になっていますので岡本警部補は
「ほんまですね」と。
鉄道警察の警察官もともにみんなで。
朝から通勤、通学の市民の皆様に痴漢、
痴漢はアカンとよびかけるのも、
なんとも複雑な思いをしながら大きな声で配ります。

半分は、駅でのちらしティッシュと言えども一切受け取らないという「無視型」の人。
中には「ご苦労様です、ありがとう」と受け取ってくださる方。
とまどいながらも受け取ってくださる方々が半分。

堺市女性団体の活動は「女性専用車両」を生みましたが、
同時に電車の中のアナウンスを変えてもらうよう交渉して、
変えてもらいました。
被害を受ける女性たちに
「痴漢に気をつけよう」というのは筋違い。
「痴漢は電車に乗るな、夜道を歩くな」というのが筋。
結果、「痴漢は犯罪です」というアナウンスに変わったのです。
大阪はひったくり全国ワースト1、
と同時に婦女暴行もワースト1だそうです。
高校生の女の子たちに、「大丈夫ですか?」と尋ね、
「おばちゃんもこんな朝から痴漢痴漢というのは、情けないわ」というと「ほんとですね」と笑っていました。