午前10時から、
女性センター大ホールにて。
堺自由の泉大学のDV/子ども虐待対策連続講座の担当です。
蒸し暑い朝だというのに、
女性センターは満杯状態でした。
熱心な市民の皆様が集い、学ぶ意欲は、
本当に深く、熱いものです。
DVと子ども虐待の背景にあるものや、
その対策については、やはり「教育」。
ジェンダー不平等に起因する「支配」や
「束縛」が暴力を正当化していること。
「しつけ」という名の暴力。
「所有物」であるかのような子どもの扱いは、
子育てではないこと、も。
暴力の連鎖、
性的虐待からのサバイバルの困難。
話すことは山ほどありますが、
このシリーズ10回は、
専門家がそれぞれ話され、
すべての講座を受講した方は、
DVや子ども虐待の防止や寄り添いを担当する
市民サポーターになれるそうです。
学びから、実践、
そして社会貢献に広がる生涯学習のモデルの一つですね。
男性もたくさんおられました。
帰りに、年配の男性から、
今日のような話は、
今度、孫の男の子を連れてきて聞かせてやりたいと
おっしゃっていただきました。
今後いくつかの大学等で、
若い人たちを対象に話す予定もありますが、
年齢にかかわらず、
人は、今からでも学べば変われます。
暴力のない安全安心な町、堺をまず めざしましょう。
午後からは事務所に行き、
深刻な相談も数件あり、
結局5時過ぎまで仕事をしていました。
世間は連休ですが、
これらの市民相談で休みはなさそうです。