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第39回国際女性平和フォーラム その2 800人の参加者と共に戦没者・被災者の追悼 7月24日

昭和20年の7月10日、

当時の堺市は米国のB29の数次にわたる焼夷弾攻撃により、

焼け野原と化しました。

 

昭和23年7月1日に結成された女性団体は、

堺の瓦礫を拾い集め、

子どもを背たらいながら

復興と炊き出しに明け暮れる日々でした。

 

そして、2度と戦争に愛する人を送らない、行かせない、

2度と戦争はいらないと強い決意をもって、

平和フォーラムを行うようになりました。

 

主催者あいさつ

 

今日はタンザニアのシジャオナ大使をお招きし、

与謝野晶子がうたった

「女性の力の及ぶところ、はじめて平和の光あらん」をテーマに

平和のための教育と平等の必要性についてお話を伺いました。

 

日本の女性の地位は135か国中101位。

タンザニアの女性の地位は46位。

圧倒的に負けています。

 

日本の女子は教育水準で中等教育までは、

ほぼ100%の就学率で世界一位ですが、

高等教育となると、世界101位。

 

この調子でいくと日本は、

教育においても、経済活動においても、

開発途上国にすぐに追い抜かれますね。

女性の政治参画については大負けです。

世界110位。

 

芳賀副市長あいさつ

 

木村教育長のあいさつ

 

安倍総理が女性の経済参画こそが、日本経済再生の道、

とおっしゃて居られますが、

かけ声だけではなく、

タンザニアのように政府が意思をもって政策を遂行しないと、

なかなか女性の経済参画もエンパワメントも実現しません。

 

もともと女性がさまざまな排除により、

性風俗に追い込まれているような状況が

改善されないままの経済再生など、

本当の意味での経済再生ではありません。

 

大使から、

女性こそが声を大にすること、

もっと闘うことが必要ですと、

わたしたちへの激励の言葉をいただきました。

 

大使と参加者で。参加者は3階ロビー、2階、1階ロビーにもあふれていました。