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第39回国際女性平和フォーラム その1タンザニアの大使との出会い 7月24日

今日は午前中は世界遺産登録について、

また晶子、千利休の記念館について

専門家と2時間にわたって話をしました。

 

正午には女性センターに

タンザニアの駐日特命全権大使がお見えになるので、

打ち合わせに向かいました。

 

タンザニアの大使と初めてお会いしたのは、

昨年11月、

南アフリカ大使館での「女性と経済セミナー」で

ペコ大使とミレニアムプロミスジャパンの鈴木理恵子さん、

カルビー製菓のCEOのさんとともに

シンポジウムをさせていただいたとき、

リベリアの大使とタンザニアの大使が女性で、

ペコ大使と大の仲良しということで

来賓としてお越しになられていました。

 

その際に私が女子相撲についてお話をしたところ、

お二人とも興味津々で「ぜひ見てみたい」とおっしゃって

名刺をいただきました。

それから約半年後、

堺の大浜相撲場で国際女子相撲大会が開催される運びとなり、

お二人をご案内しました。

 

女子相撲を生れてはじめてご覧になるというお二人の大使は、

大感激、大興奮され、

ipadで写真をいっぱい撮っておられました。

 

そんなこんなであれこれとお話をして、意気投合、

というところでしょうか。

お二人とも日本には、

大統領代行として来られており、

さらには天皇陛下から特命全権の

称号をいただかれているわけですから、

そうそう気安くお近づきになれる存在ではないのでしょうけれど、

お互いに古くからの知り合いのようなフィーリングがあります。

 

基本的に世界レベルで出会った超一流の方々は、

話してみると垣根がない、と言えます。

どこかの国の課長クラスとかになると、

中途半端な位置だから、

かえって人を見下したような態度や、

逆に自分より上の人には必要以上に媚びへつらう方が多いのは、

はしたないほどいやらしいものです。

それは何が違うか、と言えば平たく言えば、

懐の深さの違い、専門的に言えば、人権意識の違いです。

 

海外のほとんどの国は、

何が一番軽蔑されるって、

「人権意識の低い」人です。

かつて日本がバブルの時にでも、

いくらお金があっても

世界のイニシアチヴをとれないというのはここです。