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堺犯罪被害者支援委員会 10月16日

市民会館での安全まちづくり大会の第一部が終了後、

堺警察署へ。

堺犯罪被害者の会が午後3時から。

 

 

まず警察庁が作成したDVDの視聴をしました。

殺人犯罪の被害者の家族の支援の方法や

性犯罪が被害者の女性に与える影響や、

被害を受けた時に被害者の状況や、手続きについて。

日本の警察は相当な研究を経て、

きちんと被害者に寄り添うパンフレットや

DVDを作成されていることに感動するほどです。

 

 

次に少年課の田中さん、

鑑識課の中西さんから、

それぞれ警察の立場における

被害者支援についての事例報告がありました。

 

田中さんは、

最近の大浜公園での高校生男子による

15歳の少年の致死事件について触れられ、

最後には感極まって涙を流しながらの報告に、

警察官として、

またあたたかな心を持った人間として事件に関わり、

亡くなった少年やその家族に寄り添い続けておられる様子に

感激しました。

 

中西さんは、

過去にご自分が痴漢被害にあわれたことがきっかけで、

警察官になろうと決意されたそうです。

女性の立場からも、

犯罪を防ぐことはもちろん、

起こってしまった犯罪の被害者の立場に立っていきたいと

おっしゃっていました。

 

 

次に堺市の市民協働課の本池さんから、

今年度施行されている「堺市犯罪基本条例」の説明と

相談状況についての報告、

最後に私から堺市女性団体の犯罪被害者基本法に係る運動の経緯、

女性専用車両の設置の経緯などについて報告させていただきました。

とくに性犯罪の防止や被害時の手続きなどについて、

男女を問わず子どもたちへの教育が必要であると、

おねがいしておきました。

 

閉会のあいさつは東堺区長がなさいました。

 

実のある有意義な会議でした。