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歴史教育の研究会 8月1日

日本学術会議の史学委員会・
歴史学とジェンダーに関する分科会が主催する
歴史教育についての研究会に参加して来ました。

東京、六本木の日本学術会議の講堂。
100人くらいの方々が参加していました。

 

 

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うん、すばらしい先生方とも出会い、
タイムリーですよね。

堺が、これからUN Womenの
セーフシティー・プログラムを実践することと、
戦時下、平時の女性や子どもへの性暴力について、
歴史をジェンダーの視点から洗い直す作業が、
偶然にも同時に行なわれるわけです。


20年来の旧知の姫岡とし子先生は、
東大教授になられており、
今日は、ドイツの歴史教育について、
かつてのナチスが犯したことを、
どのように捉え、教え、考えさせているか。
ドイツですら、あのヒトラーの軍隊管理と
戦地での性暴力行為についてまったく触れられていないと。

奈良女子大学の三成美保教授は、
「歴史教科書をどう書き換えるか?ジェンダーの視点から。」の中で
UN Womenにも触れられており、
非常に実践的な報告をされていました。


ほか、久保亨、桃木至朗、小川幸司、長志珠絵、
小浜正子、井野瀬久美恵、平野千果子、久留島典子先生方の
研究報告やコメントは、それぞれに内容が濃いものでした。


最後の総合討論で、発言する機会をいただきました。
堺から参りました(^-^)/、と。


こういう研究会に参加できるのも
大学院に入って研究しているからこその醍醐味です。ありがたい。


堺や、日本の政策に学術的な裏打ちができ、厚みが増しますね。

それにしても、一本でも早い新幹線に飛び乗り、
堂島ロールか赤福もちをおみやげに買いに走って帰宅する、
こんなとんぼ返りの出張も(≧∇≦)そのうち、
良き思い出になるんでしょうね。