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雨の京都 5月6日

雨の京都も乙なもの。
用事を済ませて、京都市美術館のモネ展とルノワール展に行って来ました。

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となりは平安神宮。

 

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美術館の向かいにある図書館。
入り口の文字やライトが素
敵です!

 

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近くの権太呂さんでお蕎麦を食べて。

束の間の娘と二人の充電タイムでした。♪( ´▽`)

私は夕食に間に合うように帰宅。

それにしても市の美術館でありながら、このレベルの展覧会を連発する凄さ。毎回、圧巻ですね。

201605060304.jpg印象・日の出(モネ、1872)

 

ただ、これほど行列ができる美術館で、残念なのは、

間近で絵が見れないことです。
大作ならともかく、鉛筆のデッサンなどは、近くでないとよくわからないのに。
白線や、鉄パイプで仕切って、見る人を絵に近寄らせない。
そして制服の見張り番みたいな人たちが、ああしろ、こうしろ、
館内整理の声を出し続けるし、少し絵に近づいたら、
威圧的に寄ってきてじろじろ見られます。
感じよくないし、落ち着いて絵が見れないのは、本当に残念です。
モネとルノワールを同時開催されているのも、財政事情かも知れませんが、
鑑賞している人たちが溢れているので、見張りがよけいに大変になっていて
ピリピリされているのではないでしょうか。
世界の財産である美術作品を預り、展示するのですから、
神経を使うのはわかるのですが。

世界有数のメトロボリタンやオルセー、ウフィツィ美術館などでも、
こんなことはあり得ないですね。

当然、キャパの広さも違いますが、
絵画や彫刻などの美術作品に対する考え方が、違うように思います。
海外の美術館は、もっとフランクで、写真撮影やその場で写生や模写も
許されていることが多いです。
入場料やミュージアムグッズも、もっと安いです。

堺市には残念ながら、市の美術館がありません。
博物館は立派ですし、利晶の杜も人気ですが。
都市の格は、やっぱり図書館、博物館、公文書館、
そして美術館、音楽堂など、文化と教養を培う力量が問われますね。

箱物を推奨しているわけではありませんけど、
今後はぜひ堺市にも美術館は必要だし、
つくる時には本当の意味で、美術作品を楽しんで学べる美術館が
望ましいですね。
ただし、京都のような立派な建物で、というわけにはいきませんが。

いろいろ思うことを、今後の堺市の政策に活かしたいと思います。

今回のモネ展で、一番好きな絵は、白いクレマチスでした!

 

201605060306.jpg白いクレマチス(モネ、1887)