おはようございます。
スッキリ青空、台風一過の快晴の朝。
国政では、日本ファーストの会とか新政党の立ち上げが
行われていますが、〇〇ファーストという、
世界的潮流のポピュリズムを代表するような名前を
わざわざつけるのは、いかがなものかと首をかしげてしまいます。
本質的に、市民や国民がどんな社会を望んでいるのか、
という核心からはピントが外れていると感じます。
なぜなら、この国際社会において、日本だけが単独で
国益を守ることはできないからです。
お互いに自国の自立権を尊重しながらも、各国の協調と対話から、
平和で安定した、公正な社会を作ることこそに重心を置くことが必要です。
この日本にも、多様な国籍の人々、
あるいは制度被害による無国籍の人々が共生しています。
日本ファーストと聞くと、アメリカファースト、
あのトランプ大統領が就任以来、どんな政策を打ち出し、
失敗しているか。
思わず連想してしまうのは、私だけでしょうから、
先日の広島原爆忌の式典で、総理の献花には罵声が飛び、
山本太郎議員には大きな拍手が送られたことが報道されていました。
関西の優秀な灘高校で 採用されている歴史教科書に、
慰安婦問題が記載されているなどとして、
国会議員などから問い合わせがあったり、
明らかに組織的な抗議ハガキが、
灘高校以外にも10校に送りつけられているとか。
特定の思想が、暴力的な方法で押しつけられる一方で、
森友、加計学園問題や南スーダンの日報問題は、うやむやに隠蔽され。
原発問題は秘密保護法で、さっぱり見えなくなり。広島、長崎に原爆を落とされた被爆国でありながら、核保持禁止条約に批准しなかった。
異様な、あり得ない、未熟すぎる民主主義が、
さらに後退する中で人々は、「改革」を連発する、
新しい顔の政治家達に期待を寄せる。
けれど、核心を理解している市民も、本当に今、困っている市民も、
もっと健全であたりまえの社会を望んでいます。
国民の生命と人権を尊重し、誰一人置き去りにしない社会を、
望んでいるのです。
自分自身は、堺の市議としてその軸はぶれません。
ともすれば、無所属の議員は、外に追いやられそうになりますが、
がんばる。
昨日、長女の用事で京都に走りました。
トンボ帰りでしたが、高速道路は渋滞気味。
長女の大学の近くのお蕎麦屋さんに立ち寄りました。

二人の娘とたわいもない会話をしながら、
アメフトの合宿に行った息子を思いながら、
こんな平和な時間を守ることが、いかに大切かを痛感しました。

帰りの高速道路から、区切られた青空の深さ、高さ。
輝いてきれいだった。

今日は長崎原爆忌。
あらためて平和を考え、行動できる一日を。