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行政の記者会見のあり方 1月17日

昨年、学校の教職員や堺市の職員の不祥事が相次ぐ中で、
とくに性犯罪の事件について、行政の記者会見によって
被害者の生徒が二重三重の被害を被るという、
あってはならないことが起こりました。

当然、所管局も広報部も、記者会見の場にいる職員の誰かが

被害者を守るために、ペラペラと、ニ次加害の説明をしているのを
制止しなかったことについて、その問題点を指摘しました。

昨日、広報課から、緊急時の報道対応マニュアルを変更したものを
いただきました。

 

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起こってしまった事件について、報道機関に対して事実を隠さず、
しかし、そこに被害者がいる場合は、とくに性犯罪の場合、
報道機関にも倫理規定があります。

昨年、その性犯罪がテレビのある番組で40分以上にわたり、
被害者が受けた行為を再現されてしまいました。

私は大綱質疑において、その問題を指摘しました。
何日も何時間もかけて、被害生徒の保護と回復に向けて、
どうするべきかを今もなお、対応しています。

自分の娘がこんな扱われ方をされたら、あなたはどうするのか?と。

やかましい議員にとりあえずの対応、というのではなく、
堺の子どもたちの安全安心と健全な成長のために、
真剣に取り組んでほしいですね。

加害者の処分ばかりに気を取られず被害者の人権を守ることに
もっと神経をつかい、体制を整えるよう、今も堺市や市教委と
やりとりをしています。