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ベトナムダナン市 2日目(7月28日) @ダナン市人民委員会庁舎 7月31日

ダナン市日本商工会の次は、
ダナン市人民評議会の議長をはじめとする、
議員団と関係局長との公式の会合です。

 

ダナン市の市役所の建物は、凝ったデザインで、
別名とうもろこしタワー。

今回の派遣のメインの会合です。

 

 

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約2時間、みっちりと話し合いをしました。
通常、このような会合は、両者共に、ニコニコと、
とりあえずの表敬が主となりますが、私たちが行っている以上、
具体的な施策について確認をする必要があります。


事前に、堺市議会からの質問をあらかじめお送りしておき、
さらに堺市のベトナム総領事館の総領事に、
外交上の論点もお伺いしていました。

 

私は、堺市議会の議長として、チュン議長からの、
ダナン市の概要説明および堺市との友好都市提携のご要望を
お聞きした上で、ダナン市が、堺市と友好都市提携を希望される理由や、
具体的に何を期待されているのかをお尋ねしました。


堺市や堺市の企業が、ダナン市との友好都市提携を提案された場合、
それを決議するのは堺市議会の役割だからです。


私たち議会の議員が、ダナン市を知り、
ダナン市が何を期待されているのか、
また、私たち堺市が、ダナン市において何ができ、
そのことが堺の市民の皆さまにとってどんなメリットがあるのか、
ということをしっかり認識しないと、
決議するにも説明責任を果たす必要があります。

 

現に、ベトナムは高度成長期にあり、
ダナン市と友好都市提携を結んでいる日本の都市も、
長崎、川崎、横浜、福井など多数あり、日越フェスティバルにも
それぞれの市が、行政、民間企業、大学など
多数の参加をされていました。


要するに、ダナン市は、国策として、何か歴史的な繋がりや
交流のある日本の都市に、積極的なアプローチを展開されているのです。


日本は、すでにバブルははじけ、人口減少、少子高齢化が進み、
国によっては、日本との繋がりを枠外においているところもあります。


そんな中で、ベトナムのダナン市が、堺市に何を期待されているのか、
私たち堺市は、ダナン市との提携から、何を得るのか、損得ではなく、
持続可能な両市の発展のポイントを明確にする必要があります。


当然、平和的交流関係は大前提ですが、例えば、
お互いの企業誘致策や、介護人材の
養成や派遣、また教育交流、スポーツや文化交流など、
具体的な施策を実施するための意思や実現の可能性を
確認し合う必要があります。


SDGs未来都市に堺市が選定されたことを申し上げますと、
ダナン市もSDGsを強く意識していると、反応は大きかったです。


こういう論点の会合で、チュン議長は、具体的な内容をあらためて検討し、
文書を送って下さると約束して下さいました。


堺市議会としても、その文書をいただき関係機関との調整などを議論した上で、話を進めていきたいと考えます。