限られた時間の会合で、
かなり事前の準備をしていたにもかかわらず、
肝心な会議の進行などが、こちらとしては、え?と思ったり。
両市の事務局の詰めが重要。
公式の会合の通訳者は、レベルの高い行政についての
専門性があり、かつ相手市の事情に精通している人を選ぶこと。
今回ダナン市側の通訳の方は、まちがってはいないけれど、
スピードが遅く、わかりにくい日本語もありました。
単なる観光ガイドレベルでは、無理です。
日本から、同行してもらってでも、通訳者は、
きちんと選任することが大事です。
結局、昼食会の時にお互いに英語で話した方が、
わかりやすかったですね。
海外での公式会合での議長や首長、団長の挨拶文は、
まず相手の代表の固有名への感謝から始めること。
外交は、生ものですから、過去の挨拶文に頼らず、
今、堺市が世界に誇る政策をきちんと伝える内容にすること。
日本の他都市が、まだやっていないことが堺市には、
多々ありますから。
また、相手が関心の高い分野の政策に焦点を当てる内容に
する必要があります。
海外派遣の際は、行政職員と同時に、
旅行社の添乗員さんを依頼した方が、安全です。
行く限りは、任務遂行が重要です。
海外旅行と公式会合のある派遣は、全く違います。
随行職員の任務も、旅行社の社員とは異質のものです。
そういう意味では、堺市の職員さんも、
もう少しトレーニングと経験が必要ですね。
会合の記録や写真撮影も含めて、機転というより、任務の基本ですね。
職員の皆さんも大変だったと思います。感謝です。^_^

