
人口94万人、市民の平均年齢が36歳というエドモントン市は、
人口が急増し続けている。
道を歩いていても、ほとんど高齢者の姿を見かけない。
でも高齢者サービスも様々な生涯学習プログラム等、濃密だ。
LRTがなぜ必要か?採算性は?という私の問いに、
ドン市長は、実は今、議論は沸騰中、
とくに先住民の人たちが大反対をしている、と話し始めた。
でも次世代を担う子どもたちの時代のために、
市の西の果てまでLRTを延伸して、交通アクセスは、市内だけではなく、
バンクーバーや合衆国との往来を確保する必要があると。
人口も200万人になることを見込んでいる。
産業振興や教育プログラムと合わせて100年先の市のビジョンを
明確に持って、箱物についても積極的に、市民に必要なものは作るという。
市の中心部が作り変えられつつあり、しかし、
そこに市の意思が見える開発がなされていると感じた。
日本は開発といえば、利権が絡んだり、
バラバラな開発が進められてしまいがちだが、
市民への説明責任を果たしながら、夢を現実にしようと、
ドン市長は頑張っておられるのが、よく伝わってきました。
エドモントンは健全な町。
午後6時には商店は、閉店。
ほとんどのレストランも午後9時か10時には閉まる。
開いているのはセブンイレブンだけ。(≧∇≦)
先住民への尊敬と共存の意識を持って、
持続可能なまちづくりに果敢に挑戦する若き市長に、
100年先のその先を経験している日本の状況を伝えておきました。
堺市が世界遺産登録をめざす古墳群のことを話すと、
ぜひ一度行きたいとおっしゃいました。
ぜひお越しいただきたいですね。
