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市民相談35年目に思うこと 5月16日

朝からずうっと雨降りの一日です。
雨露が光る薔薇も美しいものですね。

 

 

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週末や夜間は、市民の方々からのご相談が多いものです。

思えば20代の頃から女性団体での相談業務や議員になってからも
ご相談をいただいています。
両方で35年。

今日もコロナ相談、相続相談など市民の皆様もそれぞれに大変です。

相談業務をなさっている方や医師、弁護士の先生方などは、
相談者にもいろんな方々がおられることは、痛いほど理解されています。

認知症の方、発達障害等の方など初対面では判断できないですが、
何度か話し合っているうちに
あれ?とわかってきます。

それでも相談者の方々の主訴を把握して、事実確認をした上で
解決に向かうのです。

一番困るのは、親御さんが子どもさんの知的、発達障害などを
医師の診断が出ても受け入れられていないケースです。
もちろん子どもさん本人も認識していない。

その親御さんが、そのまま高齢化、死亡等の場合、
残された子どもさんが一人で生きていけないというケースなど。

それでも寄り添ってなんとか助けていくしかありません。

離婚、DV、虐待、性暴力等については専門家と共に。

まだまだこの社会の片隅で、声すら出せない状況の人たちの存在に、
耳をすましながらの活動です。

今回のコロナ禍で、格差が死につながることが炙り出されています。

人は、人と人の中で生きてこそ人間。

そこに国籍や性別などの仕切りなんて必要はなく、
すべての地球人が人間として生きられる星であることが
目標になりましたね。

全国39県の緊急事態宣言が解除されましたが、そもそも、
自らの生命は自ら守る意識がいかに重要かもよくわかりました。

 

これからの社会は、防疫とコミュニケーションツールが
入れ替わる時代になりますね。

大阪等、まだまだできる限りのStay home!
です。

よろしくお願いします!