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わが家ギャラリー 三代田邊竹雲斎 12月19日

おはようございます。

昨夜は静岡、伊豆諸島で震度5弱の地震があり、
日本海側では記録的大雪のため、
2000台を超える車が立ち往生していました。

くれぐれも皆様のご無事を祈ります。

昨日、堺市議会の本会議は終了しました。
とにかくコロナ対策を進めることが第一義ですね。

 

時間のある時に、はるちゃんに手伝ってもらって家の掃除をしていますが、
亡き両親の部屋の掃除をしていると、素敵なモノが出てきます。

 

 

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今日はその一つ。堺が誇る竹工芸家の田邊竹雲斎さんの
朱竹の生花入れ。

現在、四代竹雲斎さんが、世界的にご活躍中ですが、
これは三代竹雲斎の作品です。

うちには二代竹雲斎の作品の方が多いのですが、お正月も近いので、
この朱竹の花入れを見つけた時は、嬉しかったです。

朱竹は縁起ものですね。

竹は地にしっかりと根をはり、節目ごとに成長するという、
もともと縁起が良いとされています。

朱竹の謂れは、竹が大好きな宋の詩人、蘇東坡(そとうば)が、
竹の墨画を描いてくれと頼まれた時、黒墨がなく朱墨で描いたところ、
依頼人が、赤い竹などないと言った。蘇東坡は黒い竹もないと言い、
依頼人はしぶしぶ持って帰った。しかしその後、
依頼人の家は繁栄したことから、朱竹が縁起ものになったとのことです。

なんとも美しい姿。深い朱色に惚れ惚れします。

今日も竹のように真っ直ぐな一日を。