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New Enlightment 新しい啓発 1月10日

1月9日時点で、世界のコロナ感染者は約8900万人、

死者約191万人。ご冥福を祈り続ける日々の中で、
これをどう乗り越えていくのかを、考えています。

多数のかけがえのない生命が失われていることや人々の苦しみ、
そして必死の対策にも関わらず、見えてくる政治と科学の限界。

このような中で、ではコロナ禍を乗り越えるために求められる
新しい価値観とはなんでしょう。

ドイツの科学者、マルコス・ガブリエルは、このコロナ禍を
乗り越えるためには、人々の「気づき」が必要であり、
そのために、ニュー エンライトメント、新しい啓発が重要だと
提唱しています。

例えば、マスクをしていない人に、罰則を科しても、
その人自身がマスクをした方がいいと気づがなければ、
意味がない、ということです。気づいてくれるまで、
諦めずに説明する必要があると。

危機の中で政治が、強権発動し、国民がそれに依存してしまうことにも
警鐘を

鳴らしています。

日本は、高い倫理性と文化性を合わせもち、皆が新しい価値観に
気づけば、これまでとは違う働き方、経済の持続が望めると
発信されています。

コロナ禍を乗り越えるための価値観の変化は、ジェンダー(社会的、
文化的な性)、イノベーション(ものごとや経済の新機軸、技術革新)、
そしてリボリューション(政治や権力構造の変革)に、自ずと求められると。

これらの価値観は、すでにコロナ禍以前から気づいていた人々は
大勢います。

地域の文化、芸術や音楽などが、人にとってどれほど大切なもので
あるかを含めて、わかっている人は、たくさんいます。

二度目の緊急事態宣言において、もっと深く広く対策を講じる必要が
あります。

飲食店等の会食だけではなく、今は家庭内感染の方が
多くなっていることから、この対策をどうするのか。
また先日も触れましたが、性風俗従事者の救済についても、対応すべきです。

また緊急避難場所や、家に居れない子どもや人たちの安全な
居場所をつくることも。

教育の保証をしながら、感染防止を行うことは本当に困難なことですが、
当面、リモートが実施できないなら、
分散登校や分散授業を行うことが求められますね。

平時でも対策しておかなければならない課題が、有事の今、
鮮明に見えています。

しっかりと新しい価値観を持って、
対策を実施するために全力を尽くします!