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コロナ対策とワクチン接種について要望と女性活躍推進について 3月2日

おはようございます。

昨日は堺市議会の大綱質疑を行いました。

 

 

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今議会もコロナ禍ですので、まず質疑時間を3分の2に短縮し、
コロナ対策やワクチン接種の担当への質問はしないという
申し合わせで行われました。

ですから、冒頭にワクチン接種やコロナ対策については、
私たちが市民の皆様からお聞きしている質問や要望、
私たち議員が持っている疑問などを要望として伝えました。

ワクチンの小分けについては、堺市薬剤師会が小分け作業の
協力の申し出があるがどうするのか?歯科医師会が歯科医師会館を
集団接種の会場にとおっしゃってくださっているが、どうしますか?

ワクチン接種のコールセンターへの電話はナビダイヤルでは、
通話料が高額なのでフリーダイヤルにするべきではないか?

堺市は、ワクチンの小分けボックスを昨年の12月から作成し
始めたそうだが、小分けの話が国でも何も出ていない時点で、
なぜ作成したのか?などなど。


コロナ対策について、行政主導だけれども、議会側が配慮しているのは
あくまで市民の皆様のため。しかし議会側に情報が入るのは、
いつも市長記者会見の直前。メールを送りつけてくるだけの状況です。
このような議会軽視は、市民の皆様を軽視していることと同じですから、

説明を丁寧に行うよう求めました。

女性活躍推進については、市長、山岡副市長、市民人権局、
健康福祉局、消防局、市教委に質問しました。

堺市は、市民人権、総務、産業振興局の3局で女性活躍推進チームを
結成しましたが、本来女性活躍推進は、
全庁あげて取り組むべき施策です。

わかってるのかな、というところで、女性活躍推進を阻む要因を尋ねました。

 

女性活躍推進に関しては、内閣府や厚労省が、
その目的を達成するための重点課題を、基本課題だけでも4つをすでに明記して、施策を打っています。

1番目の課題は、女性への暴力と生活困窮への支援をあげているのです。

DVや性暴力の問題。だとすれば女性活躍推進チームには、
健康福祉局がまず入っていないと話にならないわけです。

総務局が入るのは、堺市役所の庁内の女性人事や審議会等の
女性比率をあげるためだと推察されます。

産業振興局が入るのは女性が働く環境整備のために市内の
事業者に働きかけるためでしょう。

しかし、女性活躍推進は、女性の就労斡旋だけではないのですよ。

最近の森発言や、女性担当官の辞職の問題に関する政府の
コメントを見てもわかる通り、まず政治家や行政職員、
そして日本社会全体が、ジェンダー平等教育を学ぶ必要があると考えます。

学校教育、家庭、地域、職場で、また一番重要なのは生涯学習です。

現在作成中の堺市基本計画案の中には最初、「生涯学習」や
「高齢者のリカレント教育」などが一つも記載されていませんでした。

生涯学習についても、堺市は大幅な予算カットを行い、
財政危機と言いながら一方で、公平性と衡平性に疑問のある

大手企業に委ねるプロジェクトもあることを指摘しました。

市政というのは、表層的な「やってます感」や「新しそうな横文字」を
並べるだけでは、実質的な成果、市民生活の向上を図ることは
難しいと考えます。

市長が、もっと職員や市民の皆様と直接対話する必要があるのでは?
と提言をさせていただきました。

大綱質疑は時短のため、続きは、予算分科会や常任委員会で行います。

 

小雨が降っています。午後からは北風が吹くそうです。

市民の皆様に、市政の北風が吹かないよう、今日もしっかり働きます。