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危機的な医療現場で、入院の優先順位は生命の優先順位と同義! 4月30日

”入院の優先順位” 大阪府の吉村知事は「行政が作るのは違う 医師が判断すべき」(関西テレビ) - Yahoo!ニュース

 

 

日本の厚労省における
「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」には、明記されています。

決定するのは患者の治療にあたっている医療チーム。
医師個人の判断ではできない。

例えばAさんの治療を中止して、Bさんの治療を優先する場合、
意識不明状態など、患者本人の意思決定が不可能な場合は、
家族等の代理承認を得る必要がある。

現在のコロナ禍で、すでに国立国際がんセンターや阪大病院の
ICU病棟をコロナの重篤者に充てるという判断も、
そこには医療チームの厳しい葛藤の上の判断が行われている。

 

行政の使命はだからこそ、こんなことにならないよう、
元々不足しているわが国の医療資源について、
「ムダ」などと言わずに拡充することだったのです。

大阪府の医療監が府下の保健所に出した通達について、
その行為を注意して終わるのではなく、
医療現場の医療チームがすでに今、どのように判断しているのか、
その決定プロセスの実態を府民に知らせるべきです。

外出や移動の粛正ばかり、全然間に合わないワクチン接種ばかりを
言うのではなく、現実として、生命の優先順位がつけられるということを
知らせなければならない。

日本のこのガイドラインも他国に比べれば、緩くて大雑把です。

しかし生命の優先順位の責任を医師だけに押し付けるのは
無責任な行政であると言わざるを得ない。

基本的に生命は平等。大切でない生命などありません。

今日の話の真相を、ごまかさず、府民にこの深刻な現状を正確に伝えるべきです。