今月24日、岡下 昌平内閣府政務官が、ワクチンの配分について、
堺市長の記者会見を受けて、堺市に申し入れに来られました。
ワクチンの配分は、ワクチン接種記録VRSによって精査されるので、
堺市からVRSを早く入力するようにと。
これまでも自民党としても市長に緊急要望を手交したのは一度だけです。
2回目以後は市長はお忙しいのか、やはり市長公室長と担当局長のみ。
今回から、市長へのコロナに関する各種団体等からの
要望や手交は行わないというルールとなりました。
堺市に来られたので、自民党市民クラブで、ワクチン接種の現状や
課題の研修会を行っていただきました。




岡下政務官は、19日の土曜日に堺市のワクチンの集団接種会場で
誤接種が発生していることを受け、政務官として現場視察をされました。
その際にこの小さ過ぎる注射器やワクチンの空瓶を持ち帰って、
河野大臣に改善を要望され、
2日後には細長い注射器に変更してくださいました。
現場の医師、薬剤師や看護師さんらの声を聞かれて、
なぜ誤接種が発生するのか、きちんと確認され、
注射器以外の体制や管理責任についてもしっかり確認されました。
私たち議員はもちろんですが、リーダーや責任者という立場のものは、
岡下政務官のように、自分で現場を確認することが重要です。
他人や部下からのまた聞きでは、わかるはずがありません。
私たちは、日々寄せられる市民の皆様の声に真摯に寄り添い動きます。
質問にもお答えし、苦情には頭を下げています。
それにしても堺市は、たとえば総理大臣や河野大臣あるいは
西村大臣などが来られても、やっぱり市長公室長が
対応されるんでしょうか…?
そんな疑問が議会で聞こえてきます。
市民の生命を守るために、まず市民の皆様や各種団体の声を傾聴し、
国ともしっかり連携することは、基本だと思います。
顔の見えるface to faceの連携は政治や行政の公務であり、
責務だと考えます。
今日も高齢者の方からお電話いただいています。
まだワクチン接種を受けていないと。対応します!