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ジェンダー、ダイバシティー、エンパワメント 7月13日(水)

この頃、

人権の分野でも解説表がいるくらい、

横文字の言葉が増えてきている。

この横文字は、いちいち日本語に直すと、長くなる。


ジェンダーは、

社会的 文化的につくられた性差、

と訳しても余計わかりにくい。


しかしジェンダーという言葉はもう、世界共通、

ダイバシティーも、エンパワメントも。


でも時々「横文字使うな」という意見を言う人がいる。
大方ピントが外れている。

理解しようともせずに、

たいてい「ふん、何が女性の人権じゃ」という本音の人たちが多い。

このジェンダー・メイン・ストリーミングの時代に、

すべての政策をジェンダーの視点で

見直そうという計画が各国で打ち出され、

すでにジェンダー予算やジェンダー統計が実施されている中で、

横文字使うなと、市民がおっしゃるならともかく、

行政の管理職レベルでそんなことを言う人がいたら、問題だ。
表向き、今のところそんな声は聞いたことないですが・・・。
万一、そんな人がいたら管理職の資格はないですね。

野球でいうストライク、ボール、アウト、

とかいうレベルで扱っていかないと。

勉強不足というより、

男女平等を好ましく思っていない輩と同じ。
あえて「横文字使うな」ということによって、

政策の後退をさせることににつながりかねない。
そんな言葉は、

市民人権局や教育委員会で、

山口の質問に答弁する連中だけが知っておればいいのさ、

なんて思っているなら大間違い。

大綱質疑や、委員会質問で不意に聞いてみよう。

アファーマティブ・アクションとポジティブ・アクションの違いは?とか。

ええかっこして横文字使ってるんじゃないんですよね。
全てを横文字にと言ってるわけでもないのです。
行政の管理職としては常識の範囲です。