やっと8月議会が今日閉会となりました。
LRVの補正予算で揺れた議会。
賛成26、反対25。
まさにキーボードを握ったのは長谷川俊英議員でした。
こんなことは、32年にわたる議員生活の中で
初めてだとおっしゃっていました。
今日の長谷川議員の質疑、討論は
原稿なしでもパーフェクトでした。
話の展開、言葉の選び方、声のトーン、リズム。
超1級の皮肉も含めて、
いつもながらではあるのですが、すごい。
頭の中できちんと整理されているロジックは、
一分のスキも無駄もなく
あくまでも的確に議場をつめていく。
学ぶことの多い先輩議員ですが、
これは誰でもマネはできそうにないです。
吉川敏文議員の質疑。
こちらも理論の組み立てに隙がなく、説得力があります。
何度も何度も諦めない吉川敏文議員の姿勢に感動しました。
堺市議会きっての論客議員の質疑は圧巻でした。
本当に考えさせられる議会でした。
私自身は、当局の議案の提案の仕方、全体計画の不明、
五つの要望決議への回答が間に合っていないことなど、
いろいろふがいないことはあるものの、
ふがいない相手に付き合うよりも、
ほんの少し市民の皆様の利益という視点に立ち、
一歩前進を試みたという判断です。
阪堺線だけ見ていたら、沿線の市民にしかメリットはありません。
東西交通と結節してこそ、本領発揮です。
50億円の血税をいかに、有効に活用するかはこれからです。
阪堺線自身も、もっとしっかり企業努力をやらないと。
やらない場合は廃線しかありません。
公金や市民の募金に甘えることのない、努力が必要です。