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文教委員会・予算分科会1日で終わる 3月9日

また雨ですね。

でもなんだか日に日にあったかいですが、また寒くなるとも。
春はそこまで来ていますね。

さて、文教委員会と文教予算分科会は、

昨日午後7時近くまでかかってやってしまいました。
委員外質問で、

長谷川俊英議員の質問中に私のブログが登場し、びっくりしました。
堺市立堺高等学校、通称、「市高」の件でした。
「市高」は、中学生には人気です。

開校以来4年目を迎えていますが、

ここ2年連続就職率は100%だからだそうです。


「総合的ブランド戦略で作る!時代が求める集合型専門高校 初代校長は民間人」というタイトルの本まで出版されて、鳴り物入りの高校です。 

内情はどうなのか、先生方の一部では、いろいろ聞こえてきますが、

いわゆる先生方の問題は大人の問題。

よほどのことがない限り、独自で話し合って解決すべきです。
問題は、そういう大人の問題が、

子どもたちの教育に影響していないか、ということです。
あってはならないことです。

私が市高を見るポイントはそこだけです。

今まで何度もこのブログでも私は書いてきたように、

本来、議員は教育現場の問題に介入することは

原則としてしない方がいいのです。
しかし、子どもたちに関わることで問題があれば、

それは場合によっては、とことん入り込みます。
それでも本来はそんな必要がないのが健全なのです。
逆に私たち議員が、学校の先生に、

議会のことで、こんなことで困ってる、と相談に行くでしょうか。

権限が違うにしても、

どこの世界にもいろんな人がいて、ぶつかり合うことも、

思い通りにいかないことがあるのは、普通のことです。
一組の夫婦、一つの家族であっても、親子であっても、

自分の思い通りになどいくものですか。
思い通りにならなかったら、

外部の、ある種影響力を持つ人たちにタレ込みに行くという行為は、

どうなんでしょうね。

本当の意味の解決にはならない。
また「議員なんかに内部のことを話して」、

と非難する学校の管理者もどうなんでしょうね。

わざわざ長谷川議員が、

そのことを委員外質問の中で一例として、明示されました。
私は、別に気になりませんが、

要は、「相手によって、態度や声色を変える、表と裏で言ってることが違う」というような人も世の中には多いわけですが、

こんな人は教師や管理者には不適格です。

どなたかが、「うちの校長は、山口議員のことをこんな風に言っていた」と長谷川議員に伝えなければ、

長谷川議員が知る由もないはずです。
どなたであるかもわかる私にとっては、

本当に低次元なつまらん話。

普通なら聞かされても気分を害するだけのことです。

もちろん長谷川議員の話がつまらないのではなく、

長谷川議員は一例として信頼関係のある私の例を挙げ、

教員の現場に警告をされたのです。
長谷川議員が、

意図的な告げ口をそのまま議会の場に持ち込まれるはずがありません。


議員という職責にあって、ないことないこと言われたり、

いわれのない悪口や批判をこうむるのも仕事のうちだと思っていますから、

別に気分を害することもありません。

けれど、こういう低次元なレベルで

子どもたちに対しても同じようなことをしていることがわかったら、

それは許されませんよ。

学校というご自分が生きている職場で、

しかも給料もらってプロとしての職責がある中で、

何を本分としなければならないか。
あなた方教員の存在は「子どもたちのため」にあるのです。

なぜご自分の意見が聞き入れられないか、

考えてみたことがあるのでしょうか。
いつも自分は正しく、相手が悪い。
延々苦情ばかりを言い続ける。
孤立する。
内部ではだれにも聞き入れられないから、

議員やメディアに訴える。

あなたは先生として、一体毎日何を見ているのか。
あなたが担当する生徒たちはどうなのか。
私はあなたにも言いましたが、

あなたの言動の生徒に対する悪影響を心配しています。

議員の前で、いい顔してるつもりの管理者についても、

教員の意見や苦情を校内で処理できない、
その現状を自分たち自ら、外部にばらまいてる暇があったら、

生徒に向き合ってほしいですね。


今回の一連の件に関して言えば、私の感想としては「幼稚」すぎますね。
大人がこんなに幼稚で、大丈夫かという不信は持ちました。
ただ、中には真剣に子どもたちのことを考えて、

なんとかせなあかんという先生方にもお会いできました。

教育委員会は、こういう現状の課題を改善する義務があります。

文教委員会では、

学校園の問題について議員から質問すると、教育委員会が答えますが、
こういうはっきりわかっている学校園の問題については、

当該校の責任者が議会に出てくればいいと思います。
一つの学校の中ですら、

なかなかきちんとした調査が行えていない実態は、多々あります。

答弁調整をしていても、思うのですが、

教職出身の市教委の担当者の半分くらいの方々に感じることは、

言葉が通じない、思いも通じない、

なんでこんなちぐはぐな答弁になるかな、

なんでこんなスカスカの答弁持ってくるかな、

ちゃんとしゃべってよ、わからないなら聞いてよ、という感じがします。
ちゃんと私の目を見て話をしてよ、

もっとコミュニケーション能力をつけること努力しないと、

そんなんでどうやって子どもと信頼関係が結べるの?と率直に思います。

逆に信頼関係のある人は、

1行質問を書いてもすかっとした答弁を持ってきてくれる。
こちらの足らないところを足してまで持ってきてくれる。
それは、偶然だとは思いますが女性職員が多い。

昨日の文教委員会でも私が言いたかったことは、

もっとちゃんと子どもたちのことを思ってください。

ということです。