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O-157学童集団下痢症を忘れない日、毎年7月12日に決定 6月14日

いよいよ確定しました。

市教委と竹山市長の決断から、

堺市としての総意によるものです。


堺市という自治体が、

失った3人の少女の尊い生命を忘れることなく、

彼女らにお詫びをし続けながら、これからも追悼し、

ある意味では彼女らとともに生き続ける勇気を持った

ということだと私は、思います。


そういう、人としての誠意と慈愛が根底にある自治体は、

必ず発展するし、市民が幸せになると確信しています。

また当然そうあるべきなのです。

人の道の本質から離れた行政など、全く意味がない。

市民が不幸になってしまいます。


学校給食が原因で、こんなことになり、

この15年間のご遺族の思いを考えると、

市民の立場で追悼と誓いの集いを続けているだけの自分が、

情けなかったです。

自分の子どもが、こんなことになったらと思うと、

胸をかきむしられるような思いでした。

Tさんのお宅に伺った時に見た、

あの小さなピンクのサテン地のバレエのトゥシューズは、

わたしには一生忘れられない。

Hさん宅で見かけたあの小さな白い骨壺も忘れられません。


彼女らが空の上から、

「おばちゃん、なんで私たちは死んでしまったの?」と

語りかけてくるのです。

他人事ではないのです。


7月12日は、O-157食中毒の発生、発症した日です。


平成8年7月12日だったのです。