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定例会閉会 10月2日

堺市議会9月定例会が、9月29日に閉会しました。

私自身もソレイユ堺を代表して大綱質疑に立ち、
新しい市民会館、市民芸術文化ホールのアクセスや
施設そのものの安全性、翁橋町の整備、
百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録推進のために、
世界一美しく安全な公衆トイレの設置、
UN Womenのセーフシティプログラムの推進など提案しました。


また、総務財政委員会では、いわゆる職員の
政治活動を規制する職員条例について、
提案会派である、維新の会の議員と委員間討議を行い、
提案が上位法と齟齬があり、明確な立法事実も示されていないことを
指摘しました。
一見、市民受けするだけのパフォーマンスになってしまうことも。
現に、日の丸君が代条例でも、
懲戒処分を受けた教職員などが全国で、
200以上の提訴を行い、ほとんどが裁判で勝訴している。
裁判にかかる費用、時間、エネルギーは多大で、
結局は、敗訴した自治体が税金で弁償する。
ということは、市民に損害を与えているということ。
いい加減に作った条例は、市民に損害を
与えてしまうという指摘をしました。


最終本会議で、この職員条例は
維新の会、公明党、自民党の西村議員の賛成で可決。
しかし、市長の再議により、再議になると
議員の3分の2以上の賛成が必要なため、最終的に否決されました。


自民党の一人を除く他の議員は、
党利党略に振り回されることなく、
議員として市民の皆さんのための全うな責任ある判断をされました。


我が会派、ソレイユ堺の西哲史議員の条例への反対討論は、
理路整然としています。
この討論に対する正当な根拠もなく職員を処分するような条例案は、
一見市民受けするだけのパフォーマンスになってしまうことも指摘しました。
 

ソレイユ堺には、西議員の他、木畑議員、小堀議員、渕上議員など
ガッツがあり、優秀な若手議員が頑張っています。