ホームNews > 自分自身の 1月21日
News
月ごとに読む

自分自身の 1月21日

息子の中学受験、
初日19日に受験した第一志望の学校に合格しました。
合格発表は20日の午前11時。学校の校庭にて。
20日は、息子はちがう学校の受験で、
夫がついていきましたので、
合格発表は私が見に行かないといけませんが、
この日は11時から白百合先生の新年会があり、
弟に合格発表を見に行ってもらいました。

「両方、通ってるで、すごいやん」
弟から電話が入ったのは11時2分。
新年会の席にいたもののまだ始まっていなかったので
電話に出ることができました。

午後、息子と夫が帰ってきてから、
息子と3人で発表を見に行きました。
校庭には、ほとんど人がおらず、
一組の父子が合格を喜んでおられました。

合格通知をもらいに行くと、おまけがついていました。
理|||(プレミアム)となっていました。
そこにいらっしゃる先生方に聞くと、
こちらの方で手続きしてください。
とプレミアムを押さえられました。

「プレミアムに合格しているんですか?」
「そうです、理|||プレミアムです、おめでとうございます」

えええ?と3人でびっくりです。

例年、570人くらいの前期受験者のうち
プレミアムは30人もいないクラス。

昨日の受験後、息子に聞くと、
「国語が一番できた。得意の算数や理科は力が発揮でけへんかった」と言っていたので
とにかく引っかかってくれたらいいのに、
と思っていました。

息子はよほど嬉しかったのか、帰りの車中で、
学校の先生や塾の先生に電話で報告をしていました。

私は、自分自身の高校受験の時、
三国ヶ丘高校をすべった経験から
受験にはトラウマがあります。(笑)
長尾中学から男子10人、女子10人受験して
 男女一人ずつ不合格、その一人でしたから。
大学受験も大失敗。敗者復活ならずでしたので。

その分やっぱり、今まで苦労してきましたね。
いい大学に行っている人と自分とは何が違うのか、
学歴偏重主義を否定しながらも社会がその人の何を見ているか、
いろいろ考えながら、
コンプレックスを持ち続けてきましたが、
いまでは仕事で「これだけは得意分野」
というより、
これがライフワークだ、
というものを見つけることができて、
そのことに邁進できているので、
やっとコンプレックスは払拭できました。

でも今回、子どもたちが努力している姿を見て、
「よっしゃ、私も」と大学院に挑戦することにしました。
この時間のない中、
実は大学院受験のための研究計画書なるものの
草案をしていました。
研究計画書なんて書式もわからなかったですが。

医学部受験のために二浪もし、
その末結局、短大に行き、とりあえず就職し・・。
人にどう見られるとかいうことより、
私は自分自身が自分を許せていなかったことに
 気づきました。
子どもにえらそうに勉強しなさいと言う前に、
自分はどうなんよ、と。

さらに今の仕事の目標を達成するためにも、
もっとジェンダーや政治のことを勉強しようと思ったわけです。

すごいですね。このごろは4年制の大学を出ていなくても、
短大卒にも厳しい資格審査がありますが、
チャンスがある大学院があるのです。
トライしてみようと思います。
ダメもとですが、頑張ってみます。

娘と一緒に東京へ行き、受験となります。(笑)

50の手習いならぬ、
自分自身の目標に向かってのサバイバルのようなものですね。