2006年にUN WOMENの旧組織である UNIFEM(国連女性開発基金)の創立30周年のパーティーが、 ニューヨークで開催されました。 パーティーというより、ガラ・ディナーといって、 その参加料(席料)が「女性への暴力撤廃」のための UNIFEMの取り組みへの募金となる仕組み。 だから、一番安い席からお一人様6万円、36万円、60万円まで。 このような寄付金集めの催事は欧米では普通に行われているのです。 なぜなら、あちらの国々は日本と税制が異なっていて、 このような国連関係や福祉関係の取り組みに対する寄付は、 税金控除が行き届いているのです。 ニコール・キッドマンさんが主催のガラでしたから、 まあ、そうそうたる人たちが世界中から来られていました。 「日本」というより「SAKAI」の文字が、 プログラムなどのあちこちに紹介されていました。 参加者の広報にもぬかりが シルクの真っ白なターバンの女性に聞かれました。 日本地図を持っていきます。指で示すと、「ふふ〜ん」 この女性は、 アフリカ大陸初の女性大統領、エレン・サー・リーフさんの代理で UNIFEMからの功績表彰を受け取りに来られていた、 リベリア共和国の男女共同参画大臣でした。 私のブルーの着物をドレスにしたいとずっとおっしゃっておられました。 今でもときどき、ご連絡しています。
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「SAKAI」ってもっと有名にならなきゃ。 神戸はなぜかしら、大震災や異人館などより、 とにかく「神戸ビーフ」で有名なのです。 わたしは、海外へ行くとき必ず英語版の堺のパンフレットを持参します。 その人の心に必ず印象に少しでも残っていただくように お話しています。 京都も神戸も堺へも行きたいと思ってもらえるような 戦略が必要です。 メールでUNIFEMの日本事務所が東京ではなく、 堺に来ましたよ!ってご連絡すると、 堺ってすごい街なのね、とおっしゃっていただけるのです。 |