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晶子館とミュシャ館にも行ってきました! 9月3日

堺市文化館の2階の上は3階が晶子館、4階がミュシャ館。
当然、行ってきました。
晶子館は「晶子のお宅拝見」展を開催中。

見たかったんです。

 

 

晶子文芸館の入り口

 

 

まず4階から。

ミュシャの絵と晶子の絵にはつながりがあることを、

カターニャ大学のルカ・カッポンチェッリ先生から

教えていただいていましたので、興味津々。
これだけのミュシャの作品が、こんな値段で観覧できるなんて、

堺市ってすごいですよ。

もちろん初めてではありませんが、何度行ってもそう思います。

この場所ではあまりにももったいないですね。

8月の20日にミュシャのアクセサリー作りの講座もあったようで、

こういう講座について、館の職員さんや若い有能な学芸員さんに

いろいろと教えてもらいました。
チェコスロバキア協会から講師を招かれたとのこと。

もうチェコとスロバキアは国が分かれているはずだけれど、

チェコやベネチアのガラスでつくるそうです。
またもや興味津々。

こういうのもっと、広めたいし、自分でもやってみたいな・・。
と思って。とっても素敵な催しですよね。

一緒に来たはずの子どもたちがいないな、と思ったら

3人ともぬり絵コーナーでぬり絵に夢中になっていました。

ミュシャのいくつかのスケッチが置いてあって

自由にぬり絵ができるコーナーです。

こういうのもいいですね。

晶子館。

晶子さんの作った料理や、子どもに縫ってあげた友禅の半纏や

使っておられた食器や化粧台、衣装ダンス、

花瓶やテーブルクロスなどが展示されていました。
晶子さんの日常の暮らしの美学と

子育ての哲学が溢れ出ている展示会でした。

晶子さんの食器、好きだな・・。
藍色の葡萄の実と葉の絵が描かれた白い小皿の淵は

メロングリーンの色で涼しげ。
お椀も内側に金の渦巻き柄に、淵に朱がのっている、

とってもきれいなものだった。
11人もの子育てをしながら、

お彼岸には必ずおはぎをつくったという晶子さん。

日々の生活を楽しんでいた心意気が感じられます。
晶子館にもお絵かきコーナーがあって、テーマが「朝ごはん」。
今日は、我が家は、オクラのおかかがけと、卵焼きと麻婆豆腐。
お野菜はすべて、高知産、直送品です。お米もです。

描いたらなんと「海恋ひし・・」の

日本手ぬぐいがプレゼントされました。
子どもたちは、何これ?と聞くので、

家に帰って額に入れようと答えました。


また2階に戻って、

晶子さんの本や、ミュシャのシールや絵葉書を買いました。

館の職員さんが、

先日、歌手の一青窈さんが堺でコンサートをされた時、

晶子館に来られて、

帰りに42000円もする、鉄幹の復刻版の本を買われたとのこと。
その場ではなく、東京に戻られてから注文があったとのこと。
いいセンスされてますね。

 

 

一青窈さんが購入された、復刻版「片袖」

 

 

台風ですが、文化的な、豊かな気持ちになりました。

家から歩いて15分、自転車なら7分ぐらいです。

堺に住んで得した気分ですね。