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南アフリカ共和国駐日特命全権大使と再会 9月8日

ガート・グロブラー大使とは、久しぶりの再会です。
大使との再会も嬉しかったですが、
あの「ボローニャの大実験」の著者でいらっしゃる

横山眞理子さんもご同行くださいました。嬉しい!

もともと南アフリカ大使館とのお付き合いは、

堺では、堺市女性団体の平和フォーラムがきっかけでした。
以来、もう長いお付き合いです。
もともと、堺市の人権教育推進協議会で、

先代の母、山口彩子や当時の各種団体や行政の皆さんが、

反アパルトヘイトや、ちびくろサンボの問題に

取り組んでおられた時から、

ANC(アフリカ民族会議)の代表の方々が堺市に来られたり。

歴史を正確にたどれば、もっと長いお付き合いです。

前大使のングバネ閣下を堺にお招きした時に、

総領事館を堺市にぜひお考え下さいと、

役所の展望台で二人でお話をしました。


「なぜ南アフリカか?」ということを堺市に方々にご理解いただくのに、

そう時間はかかりませんでした。

今、南アフリカをはじめとする世界の新興国は、

中国やインドをターゲットに政府高官や大臣などがしょっちゅう、

視察団を送り込んでいると聞きました。
中国政府や民間団体も、戦略的に交流を行っていると。

私が尊敬している政治家は「陸奥宗光」さんですが、

私は政治は「外交」だと思っています。

わが国、わが市の足元を固めるためにも

「外交」を真剣にやらなくてはなりません。

経済成長のためにも、平和のためにも。
世界的な金融不況の中だからこそ、

高いレベルの「外交」が必要なのです。

堺市民のためにも「外交」が必要なのです。

日本では、国、都道府県、市町村、とあたかも

段階的な構造のように見えますが、
政令指定都市云々よりなにより、

堺市を一つの「国」ととらえてみることが必要だと思うのです。

現実にこの地球上には、

アイスランドは人口30万人で一つの国を形成しています。

その他にも人口は少なくてもきちんと、

国家形成が成り立っている国はたくさんあります。

わが国の財政、税制構造は、もともと「おかみ主義」。

権力の構造を維持するためにと思えるところもあります。

そして持ちつ持たれつというより、

もたれもたれの関係で縛りがかかる。

地方分権と言いながら、財源や権限は一向に移譲されず、

地方自治体が自立できない。
その点、中世の堺というのはすごかったですね。

私は、堺市国構想が現実的でわかりやすいと思います。

それぐらいの気持ちで議会も行政も

市民の皆様もやらないと、という意味で。
広域行政も各国連合みたいな。

大阪市国、神戸市国、京都市国・・・。

さてさて・・。

今日の大使とのお話は、

今月末に東京に南アフリカ共和国から

女性大臣が来られるのでぜひあなたも来てください。

ANCの女性リーグの有力者です。

きっと気が合うと思う、と笑いながらのご招待でした。
今回の東日本大震災の時も南アフリカから、

60人もの救援スタッフが駆けつけてくださったとのこと。

大使館のイベントもキャンセルして

その費用を義援金にあてておられるとのこと。
今、大使は関西の企業に南アへの進出の話を進めておられるとのこと。
私から、ズマ大統領が日本に来られる際にはぜひ堺にもお越しくださいと。

中々お忙しそうでした。

小堀議員も南アの大使館とはご縁があるので、お誘いしました。

彼は海外の大学で学んでいるので英語は堪能です。

お土産はおいしい南アのワイン。

大使は「サンシャイン!」と何度もおっしゃっていました。

ご一緒に来られた横山さんともお会いでき、嬉しかったです。

 

 


仁徳や堺の景色を説明中です

 

グロブラー大使と

 

大使も、私たちも大笑いの楽しいひと時でした

 

 

小堀議員もご一緒に