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こんなとき、こんなところに 10月4日

昨日、博物館で行われた

ユネスコアジア太平洋無形文化遺産研究センターの

開館記念式典で、

おめでたいことではあるのだが、

私自身はほんとにがっかりして、

もう帰ろうと思って一人で公園を歩いていたら、
ふと見ると何やら石碑が立っている。
石自体が深緑色で、

揺れる木々の間から呼びかけられたような気がした。

よく見ると堺市婦人団体連絡協議会、

創立25周年記念植樹と彫られている。
おおかた40年も前に建立された石碑だ。
くさくさしている私を「くさりなさんな・・」と慰めてくれているような、

優しい佇まいだった。

 

博物館が建設される前から建立されている石碑

 

こんなときに、こんなところで・・・。 

しょうがない、今夜の祝賀会、やっぱり行くことにすると、

気をとりなおしました。


時として本当に私は行政の方々の配慮の無さというのか、

故意なのか知らないが 

よくこんなので、

国際やら人権やらにかかわる仕事をやってられるな、

人をバカにしたり、こけにするのもええかげんにしいや、

と怒りを通り越して、ほんとに呆れかえる時がある。
それは配慮の無さというようなレベルではない。

はっきりいおう。
 

こういう仕事をする人は、自分自身が人に大切にされたことがない、

というより自分自身も含めて他人をも大切にしたことがない。
だからひとから愛情を受けても、

それが愛情だとか思いやりだとかと理解できない。

だから何をやらしても、スカスカの仕事をする。

だれをも満足させられない。
どんなに税金使って事業やっても、

どうすれば最少の資源で最大の効果を生み出すかなんて、

微塵にも考えたこともない。

それでも給料もらえるんです。
どんなにスカスカであっても。

ごめん、すんませんと口先で言ってたら給料もらえるんです。

このスカスカの仕事する人間を、

管理するシステムが役所にはないのか?!
無形文化遺産センターは民博に匹敵するレベルの施設。
UN WOMEN日本事務所もどちらもアジアを統轄する拠点。
このスカスカ公務員には、そんなことの意義など関係ない。
どうでもいいわけ。
ちょっと20人やそこらの「権威」を前にしたら、

「市民」やまわりがみえなくなってる。

今日の午後からのシンポジウムだって、

なんでもっと市民に参加を呼びかけないのか。

何人来るのかなんてスカスカ公務員には関係ないんだろうけど、

これだけの「権威」に、ほ〜ら、堺市民は熱烈歓迎、

関心高いよ、ってところをみせる絶好のチャンスに

なぜ呼びかけないんだろうか。
会場の人数が見ものです。

昨日のテープカットも男性ばっかり。

正副議長にお願いしたら、副議長は女性でしょ。
このセンターの副所長も女性。

同じ国連機関の事務所長代行も女性。
たとえなんとか一人でも女性をと考える職員は一人もいないのか?

文化は男ばっかりでやるのか?

ジェンダーに配慮のできない文化って文化と言えるのか?
あ〜、情けない。恥ずかしい。
だから博物館のどこにセンターがあるのか、

看板も小さくて全く見えない、どこにあるのかわからない。
ましてや、全く知らない人には外の通りにサインがないので、

あることすらわからない。
ユネスコのあのパルテノン神殿の

シンボルマークくらいドーンと入れて道路にたてないと。

アジア太平洋地域の拠点ですよ。

博物館まで行ってもわかんない。
なんでリンクしないかな。

アセアンやベトナム総領事館や、UN WOMENと。
これからある堺まつりや市民オリンピックや、

区民まつりなどあらゆる機会や手段で広報しないと、

ほんとにスカスカのお役所仕事で終わってしまいますよ。

堺市に設置された意味は何?よく考えて下さい。