ホーム活動日記日記 > ホンジュラス大使との2日間 12月14日
活動日記
月ごとに読む

ホンジュラス大使との2日間 12月14日

ホンジュラス共和国特命全権大使 マルレーヌ閣下と

この12日、13日ご一緒しました。

 

 

大使と

 


12日は、午後から私の知り合いの珈琲会社の社長さんらと面談。

ホンジュラスの珈琲の宣伝活動をされました。

一般企業の販売促進活動よりも、

より文化的で高度な話になります。

 

一国の大統領代行としての権限をお持ちですから、

「産業振興」にかけても話が早いわけです。

 

わたしは、マルレーン大使の「心意気」に大いに触発されました。

バナナよりコーヒー産業を育てたい、と。

 

さすがに2社の堺の珈琲会社の社長さんとの話し合いは、

専門的で、本当にホンジュラスと堺の企業が

これから何がやれるかの販売戦略に

たくさんのアイデアが大使からも、

また堺市の会社からも提案され、

希望の膨らむ話になりました。

 

 

三喜屋コーヒー社長と

 

三喜屋さんの堺らしいコーヒーのセット

 

MUCコーヒーの上島社長と。

美原町の本社で。

 


ホンジュラスの国旗が描かれたホンジュラスのコーヒー豆

 

 

当然私は、

領事館の話を持ちかけました。

大使はとっても前向きです。

 

マルレーン大使は、

「私の仕事は東京にいてじっとしているだけではない。

こうして東京以外の日本の活発な都市を訪問し、

このようなあたたかな出会いと交流から

ホンジュラスのことを知っていただき、

産業振興や平和外交を進めたい・・」

 

南アフリカの大使もそうですが、

トップがこのような考え方をされている国は、

やはり発展しますよね。

 

日本の首都は東京だから、

なんでも東京に持って行ったらいい、

というような考え方もありますが、

時代は変わってきています。

むしろ逆ですよね。

東京こそ分割すればいいんじゃないでしょうかね。

もう地方の時代。

地方には責任を持って、

しっかりと運動や活動をしている人がいっぱいいますよ。

こんな情報化時代。

「どこで」ではなく「誰が何をやるか」がポイントです。

マルレーン大使は、

元ミス・ホンジュラス。

ミスコンについてもいろいろと話し合うこともできました。

楽しかったなあ。

 

「マルレーン、と呼んでください。のりこ。来年のラテンアメリカのバザールや、駐日女性大使の会にもご招待します。必ず来てね」とお誘いを受けました。

ありがたいことです。

この出会いとこれからの交流が、

堺市と相手国との発展につながるよう、

頑張りたいと思います。

マルレーン大使は新年早々、

ワシントンにいる夫様と一緒に本国に帰国されるそうです。

本国では大統領はじめ各国の大使も集まる会合があり、

そこで今回の堺市のことを報告され、

コーヒーの産業振興についての提案を行われるそうです。

一つ一つこうして、堺の発展が実現していきます。

 

マルレーン大使は13日、

女性センターにて堺自由の泉大学でご講演。

350人もの方々に迎えられ感激されていました。

講演内容も女性としてのキャリアから、

家庭でのジェンダー平等教育が大事だと。

また女性のパワーを活用できる社会にしましょうと。

 

 

ホンジュラスのミニ国旗で歓迎を受けるマルレーン大使、

女性センターにて

 


最後に市長表敬を行われました。

堺市にホンジュラスの国旗がたなびいた2日間でした。

 

 


竹山市長を表敬訪問