思った通りの素敵なオーラのある方でした。
堺市の新しい副市長の狭間美惠子副市長。
今まで、世界中のいろんな方々とお会いしてきましたが、
すごいなと思う人はどういうわけか圧倒的に女性が多いのです。
男性はどこの国の人でも、すごいといわれている人でも、
どんな役職や社会的地位の方も大富豪であっても、
なんか横並び感があるのですが、
女性の場合はやはり同じ地位なら男性の数倍実力がある、
というのが普通だからでしょうね。
そのくらい総合的な力を持っていないとまだまだ、
女性は認められないんですよね。
竹山市長の「男女共同参画」への意気込みが感じられ、嬉しいですね。
副市長だけではなく、今年度は、新女性部長、新女性課長など
女性管理職も増えているようです。
もちろん、狭間副市長はご専門の分野もしっかり持っておられ、
民間企業にご在職の時から、
堺市などの行政にも深くかかわってこられ方です。
堺生まれの堺育ちでいらっしゃいますし、
そのキャリアを生かしてくださることと思います。
「電通の山下さんから、山口議員のことはお聞きしています」と笑顔で。
私は女性運動のコアをもって、日々活動していますが、
本来民間であれ、行政であれ実態が男女平等社会であれば、
女性だから、男性だからということを考えなくてもいいのです。
今回の人事もあくまで、性別ではなく
「能力」によるものであることは明白ですが、
そこに、女性自身も、周りの男性もやはりまだ
「ジェンダー平等」の視点は
意識的に持っておく必要はあると考えています。
まだまだ世界的に見ても、
UN WOMENが重点活動として持っている
女性問題の課題は解決されていませんし、
とくに国際的にみても日本の女性の地位の低さは
数字で見ても先進国で最低レベルですので。
堺市には、この現状を打破するということについて、
我が国を先進的にリードしていく、
そんな使命があると思っています。
昨日はあの春の嵐の後の、
明るく暖かな陽射しのような出会いに感謝しました。