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市民対応の窓口にこそ優秀な人材配置を 4月20日

地方自治体である堺市でも、企業でも同じだと思いますが、

優秀な企業は顧客と直接会って話をする窓口や営業に

優秀な人材を配意します。

電話の取り方、受け答え、接遇の表情、

誠意をもって相手の話を聞く姿勢、言葉遣い、
交渉力、問題の解決能力、上司への報告、

部署内での情報共有と役割分担と連携、など
事務能力以外に、

市民対応の能力は高くなければ、困るのは市民です。

たとえば233?1101堺市役所本庁に電話をかけて、

交換の方が出られる。
時間外以外は100%女性。
電話交換業務は委託のようですが、

あの電話交換手の対応ひとつでその役所のレベルが図られます。
そんなことを意識して委託しているでしょうか。

各部署に電話をしても、電話の取次ぎに時間がかかる部署。
さんざん待たせた挙句に、

「本日課長はお休みをいただいております。」

「局長は外へ出ております。」そんなことが同じ職場でわからないの?
2日連続電話をしても「担当者がおりませんのでわかりません。」
難しい話じゃないのだけれど、どういうこと?
「アルバイトですので、わかりません」
わからないなら電話に出ないで、となりますよね。

短期臨時職員に窓口を担当させている部署。

後ろの方で管理職や正規職員は市民や誰が来ても、

うつむいたまま仕事をしていたり、パソコンに向かっていたり。
行った方から言えば、みなさん「知らん顔」。
強盗だったらどうするの。

危機管理意識の点からも、

まずもって基本的に「人様=市民の対応をすること」が

仕事ではないのでしょうか。
顔ぐらいあげてほしいですね。
一流の企業に行ってごらんなさい。
 

お客様が入ってこられるフロアにいる社員さんたちは、

どなたが来られても、フロア全員で「いらっしゃいませ!」と

大きな声で立ち上がられますよ。

なんか、間違っているところが多いですよ。堺市役所。
区役所に管理職が少ないというのも、おかしい。
出先機関で市民の対応をするところこそ、優秀な人材が必要です。

局総や政策企画にそりゃ優秀な人は必要ですが、

そこよりももっと出先機関で直接市民の対応をする人こそが、

優秀でないと市民に迷惑がかかります。

この点についての考え方をきちんとしないと、

管理畑の勘違い職員が増えてきていますよ。
市民を見ずに、上司だけを見てへーこらしているような、

ペーパーだけ書くのが上手な職員さん。
そのペーパーも汗をかかずに現場も見ていないので、

まったく市民のニーズにかけ離れた内容。

でも体裁だけはきれいにできているんですよ。
こんな体裁だけの冊子やペーパーなんて、

どこぞの○○総研とやらに高いお金払って

いっぱい作らせているじゃありませんか。
だから、ちょっと自分で書ける職員は、

自分で書けない上司がそばにおきたがる。

要は、本当に市民を見ているか、

市民の役に立とうとしているか、ですよね。
市民対応をしていくには、

その場しのぎで対応できません。

役所の機能や組織など

一定総合的なことを知っていないと対応できません。
そうでなくても縦割りで、

市民の皆さんに「あっちいけ、こっちいけ」と言っているわけですから。
市民サービスの原点に立ち返った人事配置を

しっかりお願いしたいと思います。