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教員のわいせつ犯罪に関する一考察の論文について 7月10日

先ほど掲載した論文を良として掲載したわけではありません。

 

基本的にはやっぱり男性の有識者が書いたもので、

背景にジェンダーのベースが見えてこないな、

というのが率直な感想です。

教員にはより強い倫理性が求められる・・

職種上のストレスから云々。

ストレスがあるからわいせつ行為でストレス解消ですか?

そこの部分の肝心な考察がないのは、

ジェンダーのベースがないから。

法的観点からして相当。

「わいせつ行為」を限定しても

教員のわいせつ犯罪は多いということですが、

法はもちろんのこと、

「やられる側」を基本に考えたら、

もっと多くなるわけです。

性的嫌がらせ、

つまりセクシャルハラスメントなどは

立派なわいせつ行為ですから。

 

ただ、市教委や堺市が職員研修をする場合の

端緒にはなると思います。

教員は、一般社会よりわいせつ犯罪が多い

というところからスタートするわけですから


私の友人のダイアナ・ラッセル教授は女性の研究者ですが、

性犯罪の加害者の男性を調査し、

なぜ性犯罪の及ぶのかを論文にまとめています。

また売春をさせられる女性たちのプロセスや

いも調査して別の論文をまとめています。

 

すでに前者の論文はアメリカの警察が採用して、

性犯罪の防止プログラムン度に取り組んでいます。

 

大量の論文ですが残念ながら、

翻訳されていません。

でも英文ででも読む価値がありますので、

またご紹介します。

ときすでに20年くらい前の論文ですが、

今でも読む値打ちがあります。

 

キャサリン・マッキノンなどの

ポルノが性暴力であることの本なども

有効なテキストになります。