ホーム活動日記日記 > 木甫共生園、父の同級生からの手紙 2月19日
活動日記
月ごとに読む

木甫共生園、父の同級生からの手紙 2月19日

韓国の木甫(もっぽ)市にある、日本人の田内千鶴子さんが、
戦後3千人の戦争孤児を育てた共生園で育った少女からの手紙。
このたび公務員試験に合格して、皆にお祝いしてもらえて幸せだと。
皆様に感謝していますというお手紙。イ・ソジョンさん、おめでとう。

 

 

blog_202102190201.jpg

 

亡き父のかつての台北一中での同級生の早川様から、
物故者名簿とご丁寧なお手紙をいただきました。
早川さんは、戦後、台湾から引き上げてきた同窓生を繋いでこられたと
同時に、あの戦争の忌まわしい史実をきちんと生き証人として、
記録されてきました。

 

父の同期の方を含めて台北一中の卒業生の方々は、裁判官や弁護士、
医師、国の官僚などが大半です。敗戦で日本に引き揚げるときには、
皆さんが全財産没収されましたから、戦後の日本で父と同様、
皆さん相当苦労されたことと思います。

親子でも、父が私たちに語らなかった父の若き日の話を残してくださり、
本当にありがたいです。

心にじんとくる二通の手紙に、温められました。