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活動日記

あすの会の皆さんと 11月19日

なんだか今日はどしゃぶりの雨でしたね。
和歌山や奈良など、

先般の台風12号や15号の被災地は大丈夫かしらと心配しました。

こんな雨の中でも、

女性センターの自由の泉大学の教養講座は

300人近くの方々が来られていました。
犯罪被害者、あすの会の皆さんが講師だと聞き、

わたしも駆けつけました。

犯罪被害者基本法ができるまでの、

犯罪被害者と家族の皆さんの苦しみと、

日本の司法の不合理を描いた人形劇のあと、

あすの会の代表の林 良平さんの講演です。

堺市の市民協働課の本池さんたちも参加されていました。

私はこういう熱心な職員さんを尊敬します。

信頼できるのです。

ああ、この人は本気でこの仕事してくれるんだなあと。

人形劇を演じる方々も皆さん、

大切な子どもさんやご家族を殺害された方々です。

もう私とも長いお付き合いです。
このブログでも何度かご紹介させていただいていますが、

犯罪被害者あすの会の運動を全国で初めて手伝った民間団体が、

わたしたち堺市女性団体でした。

そして、全国で初めて地方自治体第99条に基づく、

国への司法改正と犯罪被害者の権利拡大を求める

意見書を提出したのも堺市議会でありました。

なんと堺市議会の後、

全国で110もの自治体が同じ意見書を国に提出したのです。

堺市でも議会と行政とが、

犯罪被害者基本条例(仮称)の制定に向けて動き始めています。

 

 

あすの会資料.pdf

※あすの会資料がダウンロードできます

 

 

坂口さん(左)と坂井さんによる、

通り魔に娘を刺殺されてしまった夫婦の事件の人形劇

 

裁判所で泣き崩れる母

 

犯罪被害者の家族が蚊帳の外に置き去りにされたまま進められる法廷

 

林 良平代表

 

会場からは、驚きの溜息とすすり泣きの声がとても多かったです

 

人形劇を終えたあすの会の皆さんから

 

お疲れさまでした。

あすの会のみなさんは、心の底から笑えない・・そう思います。