視察2日目は博多小学校です。
博多の中洲付近の子どもたちが通っているそうですが、
かつて4つの小学校を統合してできた学校です。
その際に地元の要望が強く、
市として日本一の小学校をつくるということで、
なんと59億円もの建設費(土地代は別)で立てられた小学校でした。
ユニークなのは、外観や、
モダンな設計はもう、最高の環境。
それだけではなく、教室に壁がないこと。
職員室がないこと。
校長室や事務室、会議室などはすべてガラス張り。
敷地内に移籍の資料館はあるし、
幼稚園も併設されています。
プールは水かさを調節できる昇降式・・。
見学させていただいた日は、
夏休みだというのに子どもたちが登校してきて午前中2時間、
夏休みの宿題を先生と一緒に真剣にしていました。
プールに入っているクラスもありました。
印象的だったのは、
教室に壁がないものの、
先生が授業の重点をわかりやすく説明している、
手作りの大きな紙がつられていること。
あまり堺の小学校では見たことがありません。
1回の授業だけではなく、
いつでも子どもたちが大事なポイントを思い出せるように、
復習できるようになっています。
昨日の広島市といい、
ショックを受けるぐらい、
教育がちがうなあと感じました。
博多小学校も祭りの土地柄ですので、
地域の風習やしきたりなどがそれぞれ厳しく
校長先生も地域とのお付き合いもたいへんです、
とおっしゃっていました。
また外国人の転入生も多く、
視察したときはマンツーマンで
中国とフィリピンの子どもたちが日本語学習をしていました。
全館冷暖房が整備されていますが、
電気代が莫大だとか。
あれだけ広いオープンスペースですから、
他の学校とはけた違いの電気代は無理もありません。
ちなみに博多には144校の学校のうち
44校ぐらいが冷暖房完備だそうです。

玄関にようこそ!のおもてなし
外教室の椅子は丸い石
教員コーナー。学校に職員室がありません。
各階の教室のフロアにこのコーナーがある。
屋上のプールは昇降式
ランチルームで勉強してる子どもたち
市民も使える表現の舞台
児童会室
図書館の中のパソコンコーナー
![]() 地域にも開放されている図書館 |
![]() 図工室 |
![]() 学校の敷地内に石塁遺構展示室 |
![]() 二宮金次郎さんと |
![]() 留守家庭子どもルーム
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![]() 博多小学校会議室 |
会議室