午後１時から約２時間。
向上委員会では、まず、議会への携帯端末の持ち込みを
どうするかということが議論されました。
結果、ノートパソコンも含めて試行的に
次回の１１月議会から持ち込んでみることになりました。
全会派とも基本的には持ち込み可、ということでは一致していますが、
一定のルール作りが必要という意見が大半です。
次に議会基本条例の制定ですが、これも全会派が制定には賛成。
まず目的をはっきりさせて、
あとはワーキンググループをつくり正副座長案をつくっていただき、
検討していこうということになりました。
正副議長や監査委員などの任期や人数については、
各会派の意見が分かれています。
今後も検討していくことになりました。
議員の海外視察については、
今年は取りやめましたが、今後どうするかについて。
これも今後の議論が必要です。
経済的理由で、市民に示しがつかないなどという理由で
海外視察はやめるべきというお決まりの意見が出ましたが、
私はついその意見に、それなら国内視察もやめるべきと申し上げました。
従来の海外視察が「物見遊山」であったかどうかは別として、
何が何でも「海外」は贅沢、というような一面的な捉え方で、
国内なら、どんどんどこへでも公金で行けるというのは
つじつまが合いません。
市民オンブズマンの方々もそんな極端なことはおっしゃっていないと
私は理解しています。
この会議でも、議員の意見として出ていましたが、
海外へ行ってインターネットでも取得できるような情報しか入手せず、
市民の皆様への報告もろくにせず、
政策にも反映されないような視察であるなら、もちろん必要はありません。
これからは都市も「国際外交」が必要だと私は考えています。
堺市の持続的発展を可能にするためには、必要不可欠です。
ただ向上会議でも、
基本的にはみなさんが必要な場合に
議員が海外に行くという点については賛成ということだと、
確認できたと思います。
今後の議論を続けることになりました。
議員間討議や、議会の会期についても
引き続き議論していくことになりました。