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そろそろ大綱質疑の準備をします 1月21日

今日はお大師さんの日ですね。
弟が和泉市の箕形町の大日寺(だいにちじ)の住職ですので、

毎年この日の2、3日前に、

おぜんざい用の「あんこ」の調達を頼まれます。
堺の「おかよし」さんにお願いして、

つくっていただいた「あんこ」は絶品です。
おぜんざいや、巻きずし、おでんなどは

檀家の方々が大勢でご用意くださるそうです。

みんなで1日中、お大師さんのお祀りをするんですね。

さて大綱質疑は2月末ですが、

今回はソレイユ堺のメインの担当ですので、
ずーっと、取り組んできている問題について

質問の準備をはじめます。

 自分の頭の中では、これとこれとこれ、

とすでにマイノートに書いてありますが、
大綱質疑ですので、

本来は会派の代表質問であり、議案質疑であり、

一般質問ばかり、とか、細かい質疑は「大綱」とは言えないのですが、

まあ現状はすべてが入り混じっている感がありますね。

議会での質問によってどういう答弁を獲得していくかは、

議員職の本分です。
真剣勝負は当たり前。
行政のふがいない所やユルイ部分の指摘や改善は、

チェック機関としては基本ですが、

さらにあたらしい条例の立案や、

とくに障がい者や高齢者政策の計画の変更や、

制度の改正となると、

当局との事前の話し合いに1年以上かかることもざらです。
当局から「検討します」という答弁のままでは、

動かない場合があります。
「研究します」なんて言う答弁なら、

質問するのも時間の無駄です。
「これをこうします」という答弁を獲得することが重要です。
そこで忘れてはならないのは「いつからするんですか?」
という質問であり「要望しておきます」では弱いんです。
議会活動報告で「こんなことを質問しました」、

「こんな要望を出しました」というだけでは、

その質問の結果がどうだったかわかりません。 

議事録の当局の答弁だけでも、実際にどうなったのかは、

議員が報告するか、調べていただくかしないと、

よくわからないものです。

その点、私たちの議会活動について、

ほんとによく見てくださっている市民の方がいらっしゃいます。
「志民の鏡」に記載しましたが、

こういう市民の方がたこそが、

よき議員や議会を育ててくださるんだと思いますね。
改革を願う多くの市民の皆様が、

橋下さんの維新の会に期待する気持はよくわかります。

その期待を、確認していくことが必要だと思うのです。

大阪都構想という大きな改革に挑む姿勢は素晴らしい。
けれど中身がどうなのか、

これはやはり具体的に「民意」を確認しながら

進めていく必要があると思います。
とくに堺市がどうなるのか、

堺市をどうするのか、については、

先日、大阪維新の会の橋下代表から、

「堺市のことについては、任されています」とおっしゃっておられる
馬場伸行議長が堺の維新の会の代表でもいらっしゃるので、

「ぜひ議会の他の会派や堺市民の皆様の意見も聞いていただきながら、

進めていただきたい」とお願いをしました。

 先般の教育基本条例や、職員基本条例についても、

確かに発想は新しいですし、
提案などのタイミングやスピード感は抜群に早い。

それは素晴らしいです。
けれどそれを堺市に持ってこられるときには、

大阪府や大阪市とは別に、

堺市に適合した中身であることが必要だと思います。
その精査や調整という手順を踏むことが、

「賛成」につながっていくはずです。

選挙に大勝し、民意を勝ち得た維新の会の提案に「賛成」か「反対」か?
「反対」は民意を無視することになる?とは少し違うと思うんです。
改革には、もちろんスピードは必要ですが、

責任ある改革のためには

若干少数ではあっても「他の民意」の意見を聞き、

議論もしたうえでの「賛成」を獲得する作業が

必要であると私は思います。
そんな話を馬場議長とできたことが嬉しかったですね。


このようななかで、私は、

堺市民の皆様の生活向上のために、

また堺市の発展のための具体的な政策の

「小さな改革」かもしれませんが、

そのための大綱質疑を準備します。