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バチェレ事務局長、女性センターに! 11月17日

UN WOMEN日本事務所訪問、囲む会


去る14日。

堺市と堺市議会の表敬を終えると、

なんと外の天気は強風にあられがまじっています。

きっと大勢の市民の皆様や女性団体の役員、

また関西一円の他の国際女性団体や

WEPsに署名をいただいている企業の方々や

多くのご来賓がお越しくださっているであろう女性センター。

まず市民の皆様の大量の自転車の整理は

この冷たいあられの降る中、

いつも協力してくださっている

女性センターの職員さんたちは、

どうしているだろうかと、

頭をよぎりました。


着けばこの状態。

たまたま男女共同参画の授業で

センターを訪れていたという美原中学校の子どもたちも

「大統領が5人もおる、どの人やろ」とか言いながら

出迎えてくれました。

 


女性センターでは

「UN WOMEN バチェレ事務局長を囲む会」を開催。

そこにJFAアカデミー堺の女子選手たちが

参画してくれたのです。



時間はきっちり1時30分から2時20分まで。

2時20分から堺のケーブルテレビの収録、

と決まっています。


歓迎メッセージは

日本事務所特別顧問(政府・議会・企業担当)として私が。

また UN WOMEN日本国内委員会の代表として

北九州市からわざわざ駆けつけてくださった

国内委員会副理事長の三隅佳子さんも

「堺は素晴らしい。

UN WOMEN日本事務所が設置されるにふさわしい都市だ。

生前、大の仲良しであった山口彩子さんも

 さぞよろこんでいらっしゃることと思う」と歓迎のご挨拶。


多くのご来賓のうち15名だけをご登壇いただくむずかしさ。

岡山からもゾンタのガバナーがお越しくださっていましたし、

ソロプチミストのみなさまも。

堺市でいつもご一緒に活動させていただいている

更生保護女性会や、

母子寡婦福祉会の代表者の方々も

お越しくださっていました。


バチェレ事務局長から謝辞とスピーチ。

ものすごいスピードの英語を、

素晴らしい通訳をやり遂げてくださったのは

国際課の永井さん。


続いて「女性と女児への暴力撤廃宣言」採択


最後にみんなで女性への暴力反対のポーズで記念撮影。



バチェレ事務局長が退場される時は、

参加者全員で「もみじ」を歌いながら送り出しました。


準備の時間は、正味1週間もありませんでした。

スケジュールの確定が5日前くらいですから。


でも皆さんのおかげで無事に挙行できました。


バチェレ事務局長とヘトゥレ部長も、

「すごいオーガナイズだし、

タイムテーブルも守られていて素晴らしい!」と

興奮気味に絶賛。

帰りもご覧の通りのお見送りです。

 


堺商工会議所の前田会頭、北側一雄先生、森山浩行代議士も

最後まで見送ってくださいました。

私は新大阪まで、またお見送り。


堺に来られる前と来られた後とは、

明らかにバチェレ事務局長の堺への思いが

相当深められたことを確信できました。

次は子どもさんたち3人もつれて

堺に来られるとのことですし。


帰りの新幹線の中で召し上がっていただくよう、

伊勢の赤福餅をお渡しました。

もちろん、堺のおまんじゅうはちゃんとトランクの中に。


午後15時27分発東京行きの「のぞみ」、

十分間に合い、別れを惜しむ時間がありました。

バチェレ事務局長からの私への最後の言葉は

「典子、またニューヨークに来てください」とのことでした。


「行くのはいいけど、自腹ですので、

去年のような夏のお盆の時期は勘弁してください。

飛行機代がとても高いですから・・。ふふふ。」

「おお!・・・?」

このあと、

バチェレ事務局長は成田から

イタリアのトリノへ向かわれました。

東京から成田までは行きと同じく、

チリの駐日大使館が送ってくださいました。

新大阪駅では、陽ざしが明るく差し込み、

堺とUN WOMENの未来が明るいなあ、

と嬉しくなりました。