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教育は文化から。これからの大学受験は非認知スキルを重視する! 12月24日

今日の堺市社会教育委員会の平田オリザさんのお話は、
期待を大きく上回る密度の濃いものでした。

 

 

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ウィズコロナの時代はとくに、図書館を閉めてはいけない、と。

子どもたちに、絵本や書物を。けれど読書を強要せずに。
できるだけ博物館や美術館に連れて行こう!
芸術や文化に触れる子どもほど、学力が高いという研究結果がある。

非認知スキルとは、集中力や忍耐力、何より人の意を汲みとる力。

同情より共感を!会話より対話を!

いじめる子どもに、いじめられた子の気持ちになって考えろ、
と言ってもいじめられた経験がない、
あるいは認識していない子どもには解らない。

勉強しろと言われている子どもほど、学力が伸び悩む。

など劇作家と演者の関係性から、教えていただきました。

暗記するだけならAIに任せればいい。

AIが認識できないのは、言葉づらの背後の人間の思い。

これからのリーダーは、社会的弱者の意を汲み取る能力が求められる。

テンポがよく、理路整然とした平田オリザさんのお話は、
久しぶりにスカッとした爽快感のあるお話でした。

社会教育委員との意見交換会においても活発な対話がなされました。

これからの教育に重要な本質を学んだ貴重な2時間でした。

会議のあと、委員会のメンバーには高揚感があり、しばらくお話をしました。

今まで委員会で積み上げてきた社会教育委員会の考え方、
例えば就学前教育の重要性など、
あらためて未来につながるものであったことを確信できた研修会でした。

これからのグローバル教育やリーダーシップ教育の有り様や価値観は、
これまでとは真逆の発想になりますね。

平田オリザさん、ありがとうございました!