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ハンバーグの巻

わたしん家のハンバーグは煮込みハンバーグです。


こどもたちには幼稚園の頃から包丁をもたせて、

お料理の手伝いをさせてきました。

ハンバーグと聞くと、息子が反応します。

もうボクが作るもの、と思っています。

玉ねぎと人参のみじん切りを私と二人で。

ひき肉と混ぜ合わせ味付けをするのは彼の担当。


煮込みハンバーグ05

 

余計な口出しは いっさいせずに、おまかせです。

彼が丸める作業にかかりだすと、

私は秘伝の特製ソースをちゃちゃっと作り始めます。

その間彼は、

そばにいる私が何と何を混ぜてソースをつくっているか

見るヒマもなく一生懸命、

ハンバーグをパチパチ空気を抜いて丸めています。

 

気が付いたら、おたがいの作業が完了しており、

じゃあ焼こうか!


煮込みハンバーグ06

煮込みハンバーグ08

 

煮込みハンバーグ07


「あれ?このソースなにでできてるん?」との質問に、

「秘伝のソースだからねえ・・簡単には教えられへんのよ。」

息子はソースをなめてみたりして、考えている。

 

煮込みハンバーグ04

 

この頃はスーパーに買い物にたまに一緒に行くと、

調味料売り場に興味がある。

たくさんあるペッパー類の中から、

「これ今度つかって料理してみるから買って」とせがむ。

いいことだね・・。

2の娘はもっぱら韓流だ。

料理も韓流にはまって、赤っぽい辛いものにはまっている。

 

ハンバーグにはサラダがつきもの。

野菜も食べなくっちゃね。

塾へ行っていてハンバーグ製作ができなかった小3の娘が、

ふくれっ面をしているので、

「じゃあ、サラダをお願いします」というと、

嬉しそうに冷蔵庫に走っていく。

 

煮込みハンバーグ02


レタスときゅうりとトマト登場。

全部切って盛り付けも。

 

煮込みハンバーグ03


幅1,5センチくらいのきゅうりもあるけど、よかよか。

レタスが全く見えないくらい上からきゅうりも並べるが、

それもよかよか・・・。

「うーん、おいしそうだねー」

 

煮込みハンバーグ01


うちは父もいるので夕食が早い。

基本的には仕事は5時までとし、とにかく直帰したい、

が議会も女性団体もそうはいきません。

だから日々の段取と夫婦、親兄弟、友人などとの

人間関係が大事なのです。

助けてもらわないと、まわっていかないのですから。

こどもたちも、自分の食べるものは、

自分で栄養のバランスを考えて作ることができるのが、一番。

生きる力の基本だと思います。

親が忙しければ、

子どもは自分のお弁当くらい自分で作ればいいんです。

そんなことが、かわいそうと思うなんて、どうかしてると思います。

親のいない子、親がいても朝起きない親、いっぱいいます。

どんな状況にあっても、

子どもたちは生きていかなければなりません。

 

包丁あぶない、

ゴキブリやナメクジをみたら叫んで逃げ回るなんてしていて、

そんなか弱いことでは、生きていけません。

「あのな、ゴキちゃんから見たら、あんたらの方が大きいんやから、怪獣みたいなもんやんか、なに叫んでんの、怖がってるのは虫の方やで」

 

まあまあ、さあ、いただきましょう。