ホームのりこの部屋 > 6月8日(水)救急車と「ありがとう、すまんな」
のりこの部屋
月ごとに読む

6月8日(水)救急車と「ありがとう、すまんな」

今朝、午前9時15分議会に入りかけた途端に自宅から電話。

父が顔面蒼白で、震えがきてガクガクしているので

救急車を呼んだ、とのこと。

あわてて引き返しました。家につくと堺市消防局の救急車が・・。

父はすでに救急車の中で、毛布にくるまれやはり震えていました。意識ははっきりしていました。

救急車のモニターをみると、

心拍112、血圧159?96、血中酸素96・・

心電図もわりとおちついていました。

命に別条なさそうですが、

昨年8月に脳梗塞で倒れ、3か月も入院しましたので・・・。

労災病院が引き受けてくれました。

労災病院は、看護師さんも、とくに若手のドクターの方々も、

接遇は抜群に感じがよくて、驚きです。

約1時間半待って検査終了。

熱が39度もあり、

しかし肺炎を起こしていたわけではなかったので少し安心しました。

腎臓機能が低下しており、半脱水症状。

即入院です。

さすがに、あっちの病院へ行きなさいとか、

帰ってくださいとか言わない病院です。

これがふつうなんでしょうけど。

 

私は議会があるので、

弟と夫、弟のパートナーに父を託し、病院を後にしました。

後ろ髪引かれる思いですが、

弟に「お父さんに水と甘いもの買っといてあげて、

そろそろお腹すくころだから」と託して車に乗りました。

議会へ向かう途中、

なぜか藤山直美さんのことを思い出していました。

藤山さんは、

父親の寛美さんがご臨終のときも、舞台の公演があり、

まさに親の死に目に会えなかったというお話を思い出していました。

 

父も、もう83歳。

いつ何があってもおかしくない年齢ですし、

やはり病気をしてから、弱ってきているのが、よくわかります。

食事も塩分や、水分には、随分 気を遣ってきたつもりですが、

半脱水状態とは・・ね・・。

本人が医師であるだけに、

何をいっても釈迦に説法になってしまいますので、

やりにくいものです。

今日は議会で午後8時まで・・。

放射能の問題や、黄砂の問題について本当に市は、

お手上げ状態です。

すべてがこれからです。

だから明日の大綱質疑は、

これからの堺市のスタンスとやる気を問う質問になります。

まずそこからです。

 

議会をあとに、病院へ。

議会はこの時間には、

公明党の議員の先生方が随分残って仕事をしておられました。

 

病院は午前中からずっと付添ってくれていた弟と交代です。

父はうとうとしていました。

その顔を見ているとホントに年をとったなあと

つくづく思ってしまいます。

 

父は、「はよ、家に帰ったってや」といってくれました。

母にはいったことがない「ありがとう、すまんな」の連続です。

ベッド周りを整理してから帰宅しました。

 

今夜くらいは付き添いをした方がいいのでしょうけれど、

明日は大綱質疑なので、帰ることにしました。

 

うーん、なんか帰路、運転している風景がにじんでいました。