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すばらしい担任の先生 7月16日(土)

中高一貫教育の女子高。
中学からの懇談会とは一風変わっていました。
女性の担任の先生。
しゃきしゃきしている。

何とか受け持ちのクラスの生徒の成績を伸ばしてやろうと、

労を惜しまないのが、よくわかる。
全科目のノートを毎日見てあげるから、と。

あなたのこの志望大学、本気ですか?
どうして、国公立がないの?
期末テストの、自分がめざす得点もなぜ70点や80点なのですか?

Sレベル圏内をめざしなさい。

できるはずだから。

親の出る幕はない。

頭のよさそうな、

厳しそうな、

しかし優しい先生にあたっているではないか。

帰り道。

セーラー服姿の娘と歩けるのもあと1年半だと思うと、

熱い太陽も少し愛おしかった。


「あんた、いい先生にあたってるやん、すごいやん」
「うん。奈良女やて、あの先生。子どもも3人おるんやて」
「奈良女子大っていうたら、女の東大と言われてる大学やで」
「え?そんな賢いん」
「そうやん、あの先生と話してたら、

すごいかしこい人ってわかるやん」
「なんでわかるん?」
「先生自身の目的意識がはっきりしてるし、

あんたの勉強真剣にみて、伸ばしてあげようって、

思ってくれてはるのが、よくわかるやん」

「こんな短い時間で、そこまでわかる?すごいなあ。

先生、このクラスの最初のときに、そういうてはったねん」
「しっかりついていきや。

あの先生ならまちがいないわ。

途中で投げへんと思うよ。」

娘の人生である。

恵まれた環境にあって、

それを生かせるかどうかは娘次第。
親は、子に恥じない生き方するしかない。

がんばりや。